ガブリエル・アプリン(Gabrielle Aplin、1992年10月10日 - )は、イギリスの歌手、シンガーソングライター。
生い立ち・人物
ウィルトシャー・サットンベンガーで生まれた。リッチモンド在住。11歳の時に両親よりギターをプレゼントされ、それが音楽を始めるきっかけとなった。ジョニ・ミッチェルやブルース・スプリングスティーンを聴き、彼らの音楽に影響を受けた[1]。後にシティ・オブ・バース・カレッジに進学し音楽を本格的に学ぶ。
ボブ・ディラン、レナード・コーエン、ザ・ナショナルなどを敬愛している。好きな邦画として、『千と千尋の神隠し』や『となりのトトロ』を挙げている[1]。
歌手として
自身のオリジナル曲「Home」や、ケイティ・ペリーの「Teenage Dream」、シーロー・グリーンの「Forget You」などの曲をカバーし、その様子を撮影した動画をYouTubeにアップロードすることで知名度を上げていた[2]。
2010年9月13日に、自身初となる5曲入りの「Acoustic EP」をiTunes Storeでリリースし、イギリスのiTunes Storeアルバム・チャートで25位を記録した。このアルバムは自身で立ち上げたレーベルNever Fade Records (英語版) からリリースしたものであったが、2012年にパーロフォンと契約を結びメジャーデビューをすることになる。その年の冬に、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドの「The Power of Love」をカバーし、ジョン・ルイスのCM曲として起用される。この曲が全英シングル・チャートで1位となったことにより、多くの人々にガブリエル・アプリンの名を知られるところとなった[2]。
2013年5月13日にメジャーファースト・アルバムとなる「English Rain」をリリースし、全英アルバム・チャートで2位となった[1]。
2014年公開の映画『黒執事』主題歌「Through the ages」でボーカルを務めた[3]。これは、同作主演の水嶋ヒロの希望で実現した[4]。同主題歌の作詞、作曲は絢香[5]。
2015年9月18日にセカンド・アルバム「Light Up The Dark」をリリース[6]。その後、再び自身のレーベルに拠点を移す[7]。
2020年1月17日にサード・アルバム「Dear Happy」をリリース[8]。
ディスコグラフィー
アルバム
コンパクト盤 (EP)
- Acoustic EP(2010年)
- Never Fade EP(2011年)
- Home EP(2012年)
ライブ・アルバム
- Gabrielle Aplin:iTunes Festival 2012(2012年)
- Gabrielle Aplin:Live at Koko(2013年)
- Gabrielle Aplin:iTunes Festival 2013(2013年)
シングル
脚注
外部リンク