エリート・モデル・ルック(elite MODEL LOOK)は、パリとニューヨークに本部を置く大手モデルエージェンシー『エリート・モデル・マネジメント』が主催する、将来のトップモデル、タレント、女優を選出する世界規模のコンテストである。当初の名称は「THE LOOK OF THE YEAR」であったが、1995年に「elite MODEL LOOK」に改称した。略称は「EML」。
概要
1983年に第1回が行なわれて以後毎年開催されている。近年では、70カ国の800都市から毎年35万人以上が出場するまでの規模になっており[1]、世界で最も権威のあるモデルコンテストと位置づけられている[2]。elite MODEL LOOK Worldの決勝戦は、2週間かけて実施される[1]。また、入賞者へは、総額100万ドル分の仕事が保証される[3]。ハイディ・クルム、ジゼル・ブンチェン、イザベリ・フォンタナ、シンディ・クロフォード、アレッサンドラ・アンブロジオ、リンダ・エヴァンジェリスタ、アナ・ベアトリス・バロス、タチアナ・パティッツ、ステファニー・シーモア、エミナ・ツンムライ、ダイアナ・メンドーサ、カレン・マルダーらは、同コンテストの出身者として知られている。
受賞者
日本大会
概要
日本在住の15歳~20歳までの独身女性で、身長が166cm以上(モデル部門のみ)であることが応募条件。応募後は、地区予選会、最終審査会と進み、グランプリとなった1名は「elite MODEL LOOK」世界大会への出場権を獲得する。また、日本大会の主催者である株式会社エリートジャパン(現・ネイムマネジメント)との専属契約が保証される[9]。
部門は2種類に分かれており、世界大会に出場する「モデル部門グランプリ」とTES COMPANY(株式会社田辺エージェンシー、エリートジャパン、株式会社スマイルカンパニーの芸能・モデル・音楽3社による共同プロジェクト)を通じて芸能活動デビューを果たす「芸能部門グランプリ」がある[10]。
グランプリ受賞者
- 1995年 - 椎名英姫
- 1996年 - 大場純子
- 1997年 - 小西真奈美
- 1998年 - 林菜生、内田ナナ(ともに準優勝)
- 1999年 - 竹厚綾、生方ななえ(準優勝)
- 2000年 - 松下奈緒
- 2001年 - 本田加奈
- 2002年 - 田島マリアンネ
- 2003年 - 重松カシア、高橋利英子(準グランプリ)、松島恵美(宝島社賞)、西まりえ(特別タレント賞)、幕田順子(審査員特別賞)
- 2004年 - 三宅サミーレ、高津飛鳥(準グランプリ、ベストオーディエンス賞)、松島仁菜(準グランプリ)、板東晴(芸能賞)
- 2005年 - 義山眞耶、西村未来(準グランプリ)、由井理沙(準グランプリ)、前田真希(審査員特別賞)、三田安子(審査員特別賞)
- 2006年 - 柳沢実佑、平谷香奈(準グランプリ)、平出麻衣(準グランプリ)、呉侑美(審査員賞)、森愛(ペスカ賞)
- 2007年 - 岸本セシル、久田美樹(準グランプリ)、中島ミシェル未来(審査員特別賞)[11]
- 2008年 - 原唯(モデル部門)、神谷里彩(芸能部門)
- 2009年 - 照屋愛美・奥間唯(モデル部門)、大杉亜依里(芸能部門)
- THE LOOK OF THE YEAR日本代表
ファイナリスト
脚注
関連項目
外部リンク