かいこう Mk-IVは、日本の海洋研究開発機構(JAMSTEC)が所有する水深7000m級の遠隔操作無人探査機[1][2][3]。
開発は三井造船で[4][5]、開発費はおよそ8億4000万円[6]。高強度浮力材は横浜ゴムが開発[7][8]。
沿革
- 最大潜航深度:4,500メートル
- 重量:5.5トン
- 全長:3.0メートル、幅:2.0メートル、高さ:2.6メートル
- 調査観測機器:HDドームカメラ(2台)、デジタルスチルカメラ、HDTVカメラ(2台)、小型監視TVカメラ、照明灯、CTD、溶存酸素計
- 作業機器:マニピュレータ(7自由度×2台)
- ペイロード:空中300キログラム、水中100キログラム
以下のデータは納入時の三井造船発表のプレスリリースによる[4]。
- 最大潜航深度:7000メートル
- 重量:約6トン
- 全長:約3メートル、幅:約2メートル、高さ:約2.6メートル
- 調査観測機器:広角魚眼テレビカメラ、広角ハイビジョンテレビカメラ、高画質スチールカメラの他、各種観測機器をスキッドに搭載可能
- ペイロード:300キロ以上
- 試料採取能力:大出力7自由度油圧マスタースレーブ方式マニピュレータ2式(最大取扱荷重約250キロ)
- 推進方式:油圧スラスター(下降時・上昇時の最大推力約600キロ)
- 母船:深海調査研究船「かいれい」[14](無人探査機「かいこう」のランチャーを使用)
脚注
出典
外部リンク