アンデルス |
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アンデルス軽戦車のデモ(MSPO 2010) |
種類 |
戦闘車両 |
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原開発国 |
ポーランド |
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開発史 |
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開発者 |
OBRUM |
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開発期間 |
2008–2011 |
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諸元 |
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重量 |
35 t (77,000 lb) |
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全長 |
6.9 m (22 ft 8 in) |
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全幅 |
3.2 m (10 ft) |
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全高 |
2.8 m (9 ft 2 in) |
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要員数 |
3名(車長、射手、運転手) |
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乗客数 |
4名 (軽戦車) または 8名(IFV) |
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主兵装 |
120mm Ruag製CTGカノン砲 または 30 x 173 mm ATK Mk 44 ブッシュマスター II |
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副兵装 |
同軸7.62mm UKM-2000C 12.7mm WKM-B or 40mm GA-40 遠隔操作銃架 |
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エンジン |
MTUディーゼル |
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出力重量比 |
22 馬力/トン |
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懸架・駆動 |
トーションバー |
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速度 |
80 km/h (50 mph) |
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テンプレートを表示 |
WPBアンデルス(ポーランド語: Wielozadaniowa Platforma Bojowa Anders すなわちアンデルス・マルチロール戦闘プラットフォーム)は、ポーランドで開発された中型の装軌式戦闘車両である。
この車両はブマルグループ(現 ポーランド兵器グループ)の一部のOBRUM ( ポーランド語:Ośrodek Badawczo-Rozwojowy Urządzeń Mechanicznych - 機械装置研究開発センター)が設計した。この名前は、第二次世界大戦中のポーランド陸軍の将軍であり、後にポーランド政府のメンバーであったヴワディスワフ・アンデルスにちなんで付けられた。
歴史
本車は、MSPOキェルツェ防衛産業展で、2010年に公開された最初のプロトタイプは、旧式のBWP-1戦闘車両ファミリーのポーランド陸軍の残りの在庫を置き換えるために設計された。
最初のプレゼンテーションでは、この車両は120mm戦車砲で武装した火力支援車両(ポーランド語: wóz wsparcia ogniowego)として展示された。メディアはこの車両を「軽戦車」と呼んでいた。その後、同じ車両がKTO ロソマクと同じオート・メラーラ社製Hitfist-30P砲塔を搭載した歩兵戦闘車(ポーランド語: bojowy wóz piechoty)として展示された。より高度なIFVプロトタイプは、2011年のMSPOキエルチェ防衛産業展で展示された。
また、指揮統制型、医療救助型、戦闘工兵車、自走式対空砲などの更なる派生型も計画されている。
技術的な詳細
基本的な構成では、車両の防弾能力はSTANAG 4569のレベル3である。これは計画されている追加装甲システムによりレベル5まで上げられる。
派生型
- 汎用モジュラー装軌式プラットフォーム(UMTP)
- ファミリーの一部として、ポーランド軍向けにOBRUMによって開発された。これまでに、OBRUMは、アンデルスのシャーシをベースに歩兵戦闘車両を開発し、さらにエンジニアリング車両、指揮統制、弾薬車や医療車両などを含む派生型を開発してきた[1]。
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク