Vector Markup Language

Vector Markup LanguageVML、ベクトルマークアップ言語) は、ベクター画像を描画するための XML 言語である。 VML は1998年Microsoft, Macromedia, HP, Autodesk, Visio英語版 の 5 社によって W3C に提出された。 その一方で AdobeSun など数社は、競合する仕様である PGML を提出した。[1] この 2 つの仕様は後に統合・改良され、その結果 SVG が生まれた。

VML は W3C標準にはならなかったものの、Internet Explorer 5.0 以降及び Microsoft Office 2000 以降の製品に実装されている。

Google マップや非ActiveX電子国土Webシステムのβ2版では、Internet Explorer 5.5 以降のブラウザでベクトル画像を描画する手段として VML を採用している。[2],[3]

コード例

以下に、赤色で塗りつぶされた楕円を描画するコードの例を示す。

<v:oval style="position:absolute; left:0; top:0;
               width:100pt; height:50pt" 
               fillcolor="red">
</v:oval>

参考までに、SVG でこれと等価な図形を描くためのコードを以下に示す。

<ellipse cx="50" cy="25" rx="50" ry="25" style="fill:red;"/>

注釈

関連項目

外部リンク