TOKYO UNITE(トーキョーユナイト)は、東京都に本拠を置くスポーツチーム・団体によって2022年7月に結成された、共同プロジェクト。
概要
競技の枠を越えて団体同士が協力・連携し合い、新たな価値を生み出すことを目的として発足したプロジェクトで、発起人の一人である北島康介が競泳プロチーム・東京フロッグキングスを立ち上げる際に読売新聞社の関係者にアドバイスを求めたことがきっかけとなってこのプロジェクトの話が持ち上がり、2021年から各チーム・団体に声をかけて、14チーム・団体で発足した[1]。北島は発足に辺り「東京がもっとエネルギーに満ちた街、子供たちがスポーツを楽しめる社会にしたい」と抱負を述べている[2]。
プロジェクトの目的としては「相互に知見やノウハウを共有しあって、東京におけるスポーツの発展やブランディング向上を目指す」としており[3]、具体的には
- 運営の知見の共有や共同での情報発信・プロモーション、コラボレーション展開など相互マーケティングの実施
- 観戦グッズやアパレルなどの共同開発・販売
- スポーツを通じての社会課題の解決や子供たちへの支援などの社会貢献
を3本柱としている[4]。このうち社会貢献については、経済的な事情でスポーツができない子供たちにスポーツシューズを届けるため、クラウドファンディングやチャリティーオークションを行う「#your_shoes」を実施、グッズ販売についても2023年3月に開業予定の東京ミッドタウン八重洲に公式ライフスタイルショップを出店する[5]。
また、今後参画チーム・団体についても増える可能性があるとしている[1]。
参画チーム・団体
脚注
注釈
- ^ a b 企業登録としては読売ジャイアンツの1つであるが、実際の活動には傘下の女子チームを含めて球団全体で参画をしており、振興部門のアカデミーコーチと共同で参加することもある。
- ^ 読売ジャイアンツの球団本部がある東京都をホームタウンとし、企業クラブチームとして運営されている。主な練習場所は神奈川県川崎市の読売ジャイアンツ球場が多いが、前述の理由で本拠地を東京都としている。
- ^ 北区の他に板橋区・稲城市・日野市・多摩市・立川市をホームタウンとしている。
- ^ 港区、府中市、調布市、三鷹市をホストエリアとしている。
- ^ 府中市、調布市、三鷹市をホストエリアとしている。
- ^ a b 秩父宮ラグビー場もホームスタジアムとして使用。
出典
- ^ a b 東京拠点のスポーツチームが「TOKYO UNITE」発足 A東京・SR渋谷も,シブヤ経済新聞,2022年7月7日
- ^ 東京をスポーツの街に!14団体「TOKYO UNITE」発足,スポーツニッポン,2022年7月7日
- ^ 東京拠点の14スポーツ団体による「TOKYO UNITE」発足 報道発表会に小池都知事らも参加,サンケイスポーツ,2022年7月7日
- ^ 「国技館で球を投げたり、蹴ったり」 東京本拠14チームの連携始動,朝日新聞,2022年10月20日
- ^ 2023年3月にグランドオープンする東京ミッドタウン八重洲にTOKYO UNITEのライフスタイルショップを初出店,TOKYO UNITE official site,2022年9月15日
関連項目
外部リンク