『Portal 2』(ポータル2)は、Valve Softwareが開発し2011年4月18日に発売されたアクションパズルゲーム。2007年に発売された『Portal』の続編。
日本ではエレクトロニック・アーツがPlayStation 3版とXbox 360版を、サイバーフロントがPC版を、Valve CorporationがNintendo Switch版を発売している。
ストーリー
主人公「Chell(英語版)」が研究所「Aperture Laboratories」のAIコンピュータ「GLaDOS」(声:エレン・マクレイン)を破壊してから長い年月が経過し、研究所から脱出したはずのChellはコールドスリープ状態となっていた。荒れ果てた研究所でChellが目覚めると、目の前に球体のコア「Wheatley(英語版)」(声:スティーヴン・マーチャント(英語版))が現れ、ともに研究所からの脱出を試みるが、そのさなかにGLaDOSを再起動してしまい、ChellとWheatleyは離れ離れになる。GLaDOSは以前のようにChellにテストを課し、Chellはこれを解きながら研究所を進んでいく。
ゲームシステム
「Portal (ゲーム)#ゲームシステム」の項目を参照。
前作との変更点
『Portal 2』では前作『Portal』と比べて以下の変更点がある。
- 効果音の変更
- 一部テクスチャの一新
- ポータルガンの仕様変更
- 弾速が早くなった(ポータルが瞬時に開くようになった)。
- 照準のレティクルが「開けられるか」ではなく「ポータルが開いているか」で光るようになった。
- 物を持った時に、クリックで手放すことが出来なくなった。
- 物を持ったままポータルに入ると前作では引っかかって取れることがあったが、今作では改善された。
- ポータルを開けられない壁に撃った時のエフェクトが変更された。
- ジャンプ力が向上した。
- フリングをした際などのカメラワークの改善
- ステージに影響を与えるアイテム・ギミックの追加
- 協力プレイ(Coop)モード及び専用の新キャラクターの追加
- コミュニティテストチェンバー(マップエディタ)モードの追加
- 作成したマップはSteam WORKSHOP上に公開することができる。これを用いずに制作されたMODマップもこのモードやワークショップで利用可能である。
協力プレイ(Coop)モード
Portal 2では、シングルプレイモードに加えて新たに、インターネット上の人と一緒にプレイする協力プレイモードが追加された。ストーリーはシングルプレイモードから繋がっている。登場するキャラクターは青色の「ATLAS」とオレンジ色の「P-body」(声(両方とも):ディー・ブラッドリー・ベイカー)で、どちらもコアを元にデザインされたような形をしている。外見は目の位置などに差異があるが、プレイの際はどちらを使用しても操作や視界などは変わらない。基本的なルールはシングルプレイモードとほぼ同じだが、このモードでは一人一組(ATLASは青と水色・P-bodyはオレンジと赤色)・最大4つのポータルを駆使してパズルを解くことになる。
PS3版ではSteamに対応したことによりPC版とクロスプレイをすることが可能(Xbox 360版とは不可)。
関連項目
出典
外部リンク
|
---|
コンシューマー |
ハーフライフ | |
---|
Portal | |
---|
Team Fortress | |
---|
Left 4 Dead | |
---|
Dota | |
---|
その他 | |
---|
| |
---|
アーケード | |
---|
技術 |
|
---|
関連人物 | |
---|
|
---|
1980年代 | |
---|
1990年代 | |
---|
2000年代 | |
---|
2010年代 | |
---|
2020年代 | |
---|
*は8ビット、⁑は16ビット、⁂はコンソールゲームでの選出。 |