OXYBOT株式会社(オキシボット)は、かつて存在したTBSホールディングスの連結子会社である[3][4]、日本のVFX・映画制作会社。映画監督の曽利文彦が取締役を務め[1]、曽利が監督を務めた映画作品の制作・VFXを担当している。
概要
TBSテレビのCG制作部門であったTBS開発局デジタル開発センターCG部(以下、CG部)を前身とし、同部に所属していた曽利を中心とする主要メンバーらによって2004年に設立[5]。初代社長は当時CG部の部長を務めていた笠原義博[5]。
上記の映画制作・VFX以外にもTBSテレビのドラマ番組にVFXを提供している他、2007年に公開された『ベクシル 2077日本鎖国』では同社初のフルCGによるアニメーション制作を行っている。同作は第60回ロカルノ国際映画祭にてオープニング作品として上映された他[6][7][8]、ロンドン国際映画祭、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭など数多くの海外の映画祭に出品され、注目を集めた[9][10][11]。
2012年8月には、一般社団法人日本映画テレビ技術協会の主催する第65回映像技術賞において、映画『あしたのジョー』、テレビドラマ『南極大陸』でのVFXにより、映画・テレビ2部門での受賞を果たした[12][13]。
2021年(令和3年)4月1日、東通、アックス、赤坂グラフィックスアートなど技術・美術・CG関連事業子会社12社が同事業を担う中核会社TBSアクト(2020年6月22日設立)へ吸収合併され、OXYBOTは解散された[14]。
OXYBOTが手がけていた業務は、TBSアクトデザイン本部アートセンターOXYBOT事業部が継承した。
参加作品
映画
アニメーション
- 劇場用作品
- OVA
テレビ番組
- ドラマ
- バラエティ・ドキュメンタリー
受賞歴
年 |
候補作 |
賞 |
部門 |
結果
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2008年 |
ベクシル 2077日本鎖国 |
第17回フィラデルフィア映画祭 |
最優秀アニメーション賞[23] |
受賞
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2012年 |
あしたのジョー |
第65回映像技術賞 |
VFX(劇場公開)
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南極大陸 |
VFX(放送作品)
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脚注
外部リンク
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放送持株会社 | | |
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テレビ放送 | |
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ラジオ放送 | |
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衛星放送 | |
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ネット配信 | |
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番組制作事業 | |
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技術・美術事業 | |
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コンテンツ事業 | |
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音楽出版事業 | |
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その他事業 | |
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関連施設 | |
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送信所 | |
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賞・イベント | |
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人物 | |
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海外提携局 | |
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歴史・事件 | |
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関連項目 | |
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1朝日放送テレビが旧JNN系列局、朝日放送ラジオは現在もJRN系列局であるため、相互に株式の持ち合い関係にある。 22001年末から2011年12月まで同社が筆頭株主としてプロ野球球団を運営(横浜ベイスターズとして)。 31968年の一時期、TBSプロレスに改称。 4旧称・TBSカンガルー募金 5旧称・TBSカンガルー災害募金 カテゴリ |