LGA1356は、ランド・グリッド・アレイ (Land grid array) を採用したインテル製CPUソケットである。
概要
Sandy Bridgeマイクロアーキテクチャ の Xeon E5-2400 サーバ向けCPUソケットとして2012年第二四半期に発表され、さらに後継CPUである Ivy Bridgeマイクロアーキテクチャ の Xeon E5-2400 V2 ファミリーにも引き継がれた。
なおその後リリースされた Haswellマイクロアーキテクチャ の Xeon E5-2400 V3 ファミリーにおいてもLGA1356を採用しているが旧来のマザーボードとは互換性がなく、これを「LGA1356-3」としている文献もある(上位機種で採用されている LGA2011 においても同様に Haswell へとモデルチェンジされた際に互換性がなくなり、「LGA2011-3」とする文献もある)。
DDR3 SDRAMを使用し、3チャンネルまでサポートする。
CPUクーラーを取り付けるマザーボード側の穴ピッチは、先代規格のLGA1366と同様80mm四方とされた。
対応CPU
LGA1356 (Socket B2)
概ね LGA2011 の下位規格となる。[1]
- Sandy Bridge-EN
- Xeon E5-2400 ファミリー
- Xeon E5-1400 ファミリー
- Pentium 1400 ファミリー
- Ivy Bridge-EN
- Xeon E5-2400 V2 ファミリー
- Xeon E5-1400 V2 ファミリー
- Pentium 1400 V2 ファミリー
LGA1356-3 (Socket B3)
概ね LGA2011-3 の下位規格となる。
- Haswell-EN
- Xeon E5-2400 V3 ファミリー
- Xeon E5-1428L V3
関連項目
脚注
外部リンク