本作の表題曲「FAKE DIVINE」は、激しいビートとダークかつ切ないメロディが印象的なナンバーで、ハロウィンをイメージし制作された楽曲となっている[5]。ちなみにこの曲は制作当初、ヒップ・ホップのようなアレンジにする案もあったという[6]。HYDEはこの曲の制作を振り返り「この曲は、"この部分がいいから、ここをラップにした方がいいよ"みたいなアイディアがあって、もう是非やりたいなぁと思ったけど。でもなかなか…僕としてはライヴで盛り上がる曲を最優先で今探さないと、ツアーが始まる直前だったんで。なんとかアレンジだけでも済ませて、ライヴで使える曲にしたいという状態だったからね。"ラップはいつでもできる、とりあえずこの曲は完成させたい"と最終的にはなって[6]」「shoくん(MY FIRST STORY)が作ってきた曲をね、ドリューがメロディをまたいじったり、構成を変えたりして完成させてくれた曲。この曲も何かすごい作り込まれたような曲で、shoくんらしくて。最初のツアーでもいつもオープニングでやってたぐらい。いい曲だと思います[6]」と述懐している。なお、この曲の制作には前述の通り、ドリュー・フルク(a.k.a WZRD BLD)とMY FIRST STORYのギタリストであるshoがコンポーザーとして参加している。また、この曲のミックス作業には、2ndアルバム『666』やVAMPSのアルバム制作にも携わっていたジョシュ・ウィルバーが参加している。
先行配信から約3週間後の同年10月24日に、初回生産限定盤A(CD+コンセプトブック)、初回生産限定盤B(CD+DVD)、通常盤(CD)の3形態でフィジカルが発売された。初回限定盤Aには撮り下ろし写真を掲載したコンセプトブックが、初回限定盤Bには表題曲のミュージック・ビデオとライヴツアー「HYDE LIVE 2018」のハイライト映像を収めたDVDが付属している。なお、フィジカルのジャケットは、楽曲のイメージに合わせ、ハロウィンを意識したデザインで手掛けられている。また、フィジカルに付属するDVDに収められたミュージック・ビデオは、二階健が監督を務めており、児童小説・アニメ『不思議の国のアリス』をモチーフにした内容になっている[7]。