Br-17 210mmカノン砲(M1939)(ロシア語:210-мм пушка образца 1939 года (Бр-17))は、チェコ・シュコダ社で製造されたソビエト連邦のカノン砲である。
概要
1939年3月のドイツによるチェコスロバキア占領後、シュコダ社もドイツに引き継がれ、その後モロトフ・リッベントロップ協定を経て、ソビエト連邦に技術ごと引き渡されたとされるが、ドイツ側に資料が残っていない。
設計主任はイリヤ・イワノフ(Иванов, Илья Иванович (конструктор))。
同じくイワノフが設計に携わったBr-18 305mm榴弾砲と同様の制御構造をしており、独ソ戦の際にレニングラード攻防戦で使用され、現在サンクトペテルブルク砲兵博物館に保存されている。
参考