59丁目-コロンバス・サークル駅

59丁目-コロンバス・サークル駅
59 Street–Columbus Circle
ニューヨーク市地下鉄乗換駅
コロンバス・サークル北側の駅エントランス
駅情報
住所 Intersection of West 59th Street, Eighth Avenue & Broadway
New York, NY 10023
マンハッタン
地区 コロンバス・サークルミッドタウン
座標 北緯40度46分05秒 西経73度58分55秒 / 北緯40.767997度 西経73.981934度 / 40.767997; -73.981934座標: 北緯40度46分05秒 西経73度58分55秒 / 北緯40.767997度 西経73.981934度 / 40.767997; -73.981934
ディビジョン AディビジョンIRT)、BディビジョンIND
路線 IND8番街線
IRTブロードウェイ-7番街線
運行系統    1 Stops all times (終日)
   2 Stops late nights only (深夜帯)
   A Stops all times (終日)
   B Stops weekdays only (平日23時まで)
   C Stops all times except late nights (深夜帯以外)
   D Stops all times (終日)
接続 バスによる輸送 ニューヨーク市バス: M5, M7, M10, M12, M20, M104
バスによる輸送 MTAバス: BxM2
駅階数 2層
その他の情報
開業日 1948年7月1日 (76年前) (1948-07-01)[1]
バリアフリー設備 バリアフリー・アクセス
利用状況
乗客数 (2014)複合駅全体で23,566,961[2]増加 3.5%
順位 7位(421駅中)
停車案内表
マーク 説明
Stops all times except late nights 深夜を除く終日停車
Stops all times 終日停車
Stops late nights only 深夜のみ停車
Stops weekdays only 平日のみ停車

59丁目-コロンバス・サークル駅(59ちょうめ-コロンバス・サークルえき、: 59th Street–Columbus Circle)はニューヨーク市地下鉄の複合駅で、IRTブロードウェイ-7番街線IND8番街線が駅舎を共有している。ニューヨーク市地下鉄で7番目に利用者が多い駅である。59丁目ブロードウェイ8番街が交差するミッドタウンコロンバス・サークルの地下にある。以下の各系統が停車する。

新しく整備された貸店舗スペース

駅構造

G 地上階 出入口
B1 改札階 改札、駅員詰所、メトロカード券売機
店舗
バリアフリー・アクセス (コロンバス・サークル-セントラルパーク・ウェスト交差点北東角と8番街-コロンバス・サークル交差点南西角にエレベーターあり)
相対式ホーム、右側ドアが開く バリアフリー・アクセス
北行緩行線 ヴァン・コートラント・パーク-242丁目駅行き66丁目-リンカーン・センター駅
深夜帯:ウェイクフィールド-241丁目駅行き(66丁目-リンカーン・センター駅)
北行急行線 深夜帯以外:通過
通過
南行急行線 深夜帯以外:通過 →
通過 →
南行緩行線 サウス・フェリー駅行き50丁目駅
深夜帯:ブルックリン・カレッジ駅行き(50丁目駅)
相対式ホーム、右側ドアが開く バリアフリー・アクセス
B2 中間階 路線間/ホーム間乗換
B3 北行緩行線 ラッシュ時:ベッドフォード・パーク・ブールバード駅行き72丁目駅
平日日中:145丁目駅行き(72丁目駅)
168丁目駅行き(72丁目駅)
深夜帯:インウッド-207丁目駅行き(72丁目駅)
島式ホーム、緩行線は左側、急行線は右側のドアが開く バリアフリー・アクセス
北行急行線 深夜帯以外:インウッド-207丁目駅行き125丁目駅
ノーウッド-205丁目駅行き(125丁目駅)
島式ホームIRTブロードウェイ-7番街線ホームとの連絡通路として供用
南行急行線 深夜帯以外:オゾン・パーク駅モット・アベニュー駅行き42丁目-ポート・オーソリティ・バスターミナル駅
夕ラッシュ:ロッカウェイ・パーク-ビーチ116丁目駅行き(42丁目-ポート・オーソリティ・バスターミナル駅)
コニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー駅行き7番街駅
島式ホーム、緩行線は左側、急行線は右側ドアが開く バリアフリー・アクセス
南行緩行線 平日:ブライトン・ビーチ駅行き(7番街駅)
ユークリッド・アベニュー駅行き50丁目駅
深夜帯:ファー・ロッカウェイ-モット・アベニュー駅行き(50丁目駅)

出入口

59丁目-コロンバス・サークル駅には通りに面したエントランス/出口が多数ある。コロンバス・サークルの北端にある出口からはトランプ・インターナショナル・ホテル・アンド・タワーに出られる。2人幅の階段を下って使われなくなったトークン・ブースと自動改札機が並ぶ改札を抜けると、IND8番街線のメザニンおよびIRTブロードウェイ-7番街線の北行ホーム北端に出られる。また、階段の裏側にはエレベーターも設けられている。

ブロードウェイ-西60丁目交差点の北西角にある階段からは自動改札機3台が置かれた無人改札口に降りることができ、直接IRTブロードウェイ-7番街線の南行ホーム北端に行くことができる。また、この交差点の南側にある階段からは、同じホームの中央に出る自動改札機の前に降りることができる。

西58丁目-ブロードウェイ交差点の北西角にあるタイム・ワーナー・センターからはエレベーター、エスカレーター、階段で改札口に降りることができる。さらに階段を降りるとIND8番街線ホームの南端、あるいは通路を通ってIRTブロードウェイ-7番街線の南行ホームに出られる。メザニンには西58丁目-ブロードウェイ交差点の北東角に出る階段もある。また、通路を通って西59丁目-8番街交差点の南東角に出る階段に行くこともできる。この階段はハースト・タワーの中に設けられている。

IRTブロードウェイ-7番街線の北行ホーム南端には自動改札機を備えた無人改札口があり、階段で西59丁目-ブロードウェイ交差点の南東角・南西角に出ることができる。

また、IND8番街線ホームから61丁目-セントラルパーク・ウェストへの出口は閉鎖されている[3]

IRTブロードウェイ-7番街線

59丁目-コロンバス・サークル駅
59 Street–Columbus Circle
ニューヨーク市地下鉄
アップタウン方面ホーム
駅情報
ディビジョン AディビジョンIRT
路線 IRTブロードウェイ-7番街線
運行系統    1 Stops all times (終日)
   2 Stops late nights only (深夜帯)
構造 地下駅
ホーム数 相対式ホーム 2面
線路数 4線
その他の情報
開業日 1904年10月27日 (120年前) (1904-10-27)[4]
バリアフリー設備 バリアフリー・アクセス
次の停車駅
北側の隣駅 66丁目-リンカーン・センター駅: 1 Stops all times 2 Stops late nights only
南側の隣駅 50丁目駅: 1 Stops all times 2 Stops late nights only


北側の隣駅 バリアフリー・アクセス 66丁目-リンカーン・センター駅: 1 Stops all times 2 Stops late nights only
南側の隣駅 バリアフリー・アクセス タイムズ・スクエア-42丁目駅: 1 Stops all times 2 Stops late nights only
停車案内表
マーク 説明
Stops all times 終日停車
Stops late nights only 深夜のみ停車

59th Street – Columbus Circle (IRT)
座標北緯40度46分05秒 西経73度58分55秒 / 北緯40.7681度 西経73.9819度 / 40.7681; -73.9819
複合資産New York City Subway System MPS
NRHP登録番号04001015[5]
NRHP指定日2004年9月17日
配線図

IRTブロードウェイ-7番街線 59丁目-コロンバス・サークル駅は1904年10月27日に開業した相対式ホーム2面4線の駅である。

当駅は今でこそIND8番街線との重要な乗換駅であるが、建設されたのはIND8番街線の開業以前のことで、急行停車駅でもなかった。IND8番街線の開業に伴い、ニューヨークシティ・トランジット・オーソリティは緩行線をホームの外側に敷き直すことで急行停車駅に転換しようと考えていた。これは72丁目駅を島式ホームの急行線側にフェンスや壁を建てることで緩行駅にしたのと似たやり方であった。

開業時には北行ホームと南行ホームの間にアンダーパスが設けられていたが、1970年代に閉鎖されて階段の入口も塞がれてしまった。現在ではIND8番街線のメザニンやホームを連絡通路として使っている。各ホームとも改札が2か所あり、うち1か所はメザニンを通ってIND8番街線ホームに行くことができる。

画像

IND8番街線

59丁目-コロンバス・サークル駅
59 Street–Columbus Circle
ニューヨーク市地下鉄
アップタウン方面ホーム
駅情報
ディビジョン BディビジョンIND
路線 IND8番街線
運行系統    A Stops all times (終日)
   B Stops weekdays only (平日23時まで)
   C Stops all times except late nights (深夜帯以外)
   D Stops all times (終日)
構造 地下駅
ホーム数 島式ホーム 3面(供用中は2面)
対面乗り換え
線路数 4線
その他の情報
開業日 1932年9月10日 (92年前) (1932-09-10)[6]
バリアフリー設備 バリアフリー・アクセス
次の停車駅
北側の隣駅 72丁目駅 (各駅停車): A Stops late nights only B Stops weekdays only C Stops all times except late nights
125丁目駅 (急行): A Stops all times except late nights D Stops all times
南側の隣駅 50丁目駅 (8番街線各駅停車): A Stops late nights only C Stops all times except late nights
42丁目-ポート・オーソリティ・バスターミナル駅 (8番街線急行): A Stops all times except late nights
7番街駅 (6番街線): B Stops weekdays only D Stops all times


北側の隣駅 バリアフリー・アクセス 125丁目駅: A Stops all times B Stops weekdays only C Stops all times except late nights D Stops all times
南側の隣駅 バリアフリー・アクセス 50丁目駅 (8番街線各駅停車): A Stops late nights only C Stops all times except late nights(南行のみ)
42丁目-ポート・オーソリティ・バスターミナル駅 (8番街線急行): A Stops all times except late nights
47丁目-50丁目-ロックフェラー・センター駅 (6番街線): B Stops weekdays only D Stops all times
停車案内表
マーク 説明
Stops all times except late nights 深夜を除く終日停車
Stops all times 終日停車
Stops late nights only 深夜のみ停車
Stops weekdays only 平日のみ停車

IND8番街線 59丁目-コロンバス・サークル駅は1932年9月10日に開業した急行停車駅である。島式ホーム3面4線を備えるが、中央の1面は営業運転には使用されていない。

駅の南にIND6番街線経由で7番街駅に向かう分岐がある。駅の北側には北行・南行の渡り線があり、北行線は南行線の上に回り込み2層構造になって103丁目駅に向かっている。

北隣の急行停車駅は125丁目駅で、7駅飛ばしで5,391メートル(3.35マイル)離れている。これはニューヨーク市地下鉄の急行停車駅間の距離としては最長である。

中央ホームは1959年に初めて客扱いを行ったが、元々はスペイン方式英語版(乗降を迅速化するため、両側のドアで客扱いを行う方法)を導入するために設置されたものであった。ところが、ニューヨーク市地下鉄の新型車のドア制御は両側のドアを同時に開けられるようになっておらず、スペイン方式は現実的でなくなってしまった。このため中央ホームは1973年11月8日に閉鎖され、2007年から2010年にかけてIRTブロードウェイ-7番街線(相対式ホーム)のホーム間連絡通路に改装された。合わせて利用者がホーム端に近づかないよう大きな金属製のフェンスが立てられた。

供用中の2本のホームには、それぞれ中程に階段2本とエレベーター1基、北端に階段1本が設けられており、IRTブロードウェイ-7番街線の北行ホームに出ることができる。また、南端の階段からはIRTブロードウェイ-7番街線の南行ホームに出ることができる。各ホーム中央には新聞スタンドがある。

当駅にはニューヨーク市の多数の芸術家や公立校の生徒が1992年に制作した Hello Columbus という作品が展示されていた。また、2009年には階段の壁面にソル・ルウィットWhirls and Twirls というタイル画を制作した[3]。駅の壁面には青いストライプの上に白字で59と大書されており、同様に42と大書されている42丁目-ポート・オーソリティ・バスターミナル駅と似た印象になっている。

画像

周辺施設

脚注

  1. ^ New York Times, Transfer Points Under Higher Fare, June 30, 1948, page 19
  2. ^ Facts and Figures: Annual Subway Ridership”. Metropolitan Transportation Authority. 2015年4月25日閲覧。
  3. ^ a b Review of the A and C Lines”. Metropolitan Transportation Authority (New York) (December 11, 2015). 19 January 2016閲覧。
  4. ^ New York Times, Our Subway Open: 150,000 Try It, October 28, 1904
  5. ^ NPS Focus”. National Register of Historic Places. アメリカ合衆国国立公園局. November 6, 2011閲覧。
  6. ^ New York Times, List of the 28 Stations on the New Eighth Ave Line, September 10, 1932, page 6

関連書籍

外部リンク