コニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー駅
コニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー駅(コニー・アイランド-スティルウェル・アベニューえき、英: Coney Island–Stillwell Avenue)は、ブルックリン区コニー・アイランドにあるニューヨーク市地下鉄の駅で、4つの運行系統の南端駅である。 概要コニー・アイランド・ターミナル駅(英: Coney Island Terminal)とも呼ばれる当駅は世界でも最大級の高架上交通ターミナルで、アメリカ合衆国で最もエネルギー効率の高い大量輸送施設でもある。 この大量輸送能力はコニー・アイランドがニューヨーク都市圏随一のサマーリゾート地であった頃に設計されたためで、ブルックリン区南部のすべての鉄道路線が集まり、また広がっている。 当駅はコニー・アイランドのスティルウェル・アベニューとサーフ・アベニューの角にあり、過去にはニューヨーク市地下鉄で最南端のターミナル駅だったウェスト・エンド・ターミナル駅が置かれていた(ただし、ニューヨーク市の交通システムで最南端の駅はスタテンアイランド鉄道のトッテンヴィル駅である)。島式ホーム4面8線を有し、地図上では南北両方から入線してくるが、路線呼称上はD系統、F系統、N系統およびQ系統の南端の駅となる。 さらに、BMTウェスト・エンド線とBMTシー・ビーチ線の線路が近くにあるコニーアイランド車両基地に繋がっている. 当駅はニューヨーク市警察34交通分署の拠点にもなっている。 歴史2024年12月22日、駅停車中の車両内で、ホームレスの女性が衣服に放火され死亡した。容疑者の男性は不法入国者であり[3]、ニューヨークが抱える問題が複雑に絡み合った事件として注目された[4]。 駅構造
コニー・アイランド-スティルウェル・アベニュー駅は島式ホーム4面8線で、屋根上にはソーラーパネルが設置されている。1-4番線は駅南端にある5-8番線よりもやや高い位置にある。 運行
すべての路線で終点となってはいるが、線路南端に車止めが設けられているBMTウェスト・エンド線以外は南北どちらの方向にも向かうことができる。開業以来 終端駅として運用されているが、過去に少なくとも2回当駅を通り抜ける定期列車が運転されていた。
2006年には、何度かの週末に分けてBMTブライトン線のキングス・ハイウェイ駅以北を保線のため区間運休とした際に通し運転が行われている。 バスターミナル高架駅の下とスティルウェル・アベニューおよびマーメイド・アベニューにバスターミナルがあり、ニューヨーク市バスの4路線に簡単に乗り換えられるようになっている。また、駅の近くからもう1路線が利用できる。
画像
出典
外部リンク
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