『30 』(サーティー)は、2019年 1月23日 にリリースされた電気グルーヴ のスタジオ・アルバム。
解説
前作『TROPICAL LOVE 』から約2年ぶりの発売。本作は結成30周年記念アルバムとなっている。新曲のほか、過去作のリメイクバージョンなどを含む全12曲収録[ 2] 。
初回限定盤と通常盤の2形態で発売。
収録曲
CD 全編曲: 電気グルーヴ。 # タイトル 作詞 作曲 時間 1. 「電気グルーヴ10周年の歌 2019 」(Denki Groove 10th Anniversary Song 2019) 石野卓球 石野卓球 4:32 2. 「Shangri-La feat.Inga Humpe 」 石野卓球・ピエール瀧 電気グルーヴ・Silvetti Bebu 4:00 3. 「いちご娘はひとりっ子 」(Ichigo Musume wa Hitorikko) 石野卓球 石野卓球 4:08 4. 「Flight to Shang-Hai(It's a such a super flight) 」 石野卓球 石野卓球 4:36 5. 「Slow Motion (30th Mix) 」 石野卓球・ピエール瀧 石野卓球 5:18 6. 「電気グルーヴ30周年の唄 」(Denki Groove 30th Anniversary Song) 石野卓球 石野卓球 4:53 7. 「富士山 (Techno Disco Fujisan) 」(Fujisan Techno Disco Fujisan) ピエール瀧 石野卓球・ピエール瀧・Adler Thorsten・Coin Tom Jacques G 4:22 8. 「Flashback Disco (is Back!) 」 石野卓球・ピエール瀧 石野卓球 5:49 9. 「WIRE WIRED, WIRELESS 」 石野卓球 7:42 10. 「海猫夏 Caty Summer Harbour 」 石野卓球 7:12 11. 「鬼日_1117KIBI 」(KIBI_1117KIBI) 石野卓球・ピエール瀧 石野卓球 0:31 12. 「いちご娘 (ひとりっ子でない) 」(Ichigo Musume Hitorikko de Nai) 石野卓球 4:18 合計時間:
57:21
楽曲解説
電気グルーヴ10周年の歌 2019
10周年というタイトルではあるが今回制作された曲。10周年と15周年を制作し、既存の周年曲と合わせたボーナスディスクを付ける計画があったが、本編が薄れるからと没になり、最も出来が良かった10周年が収録された[ 3] 。
Shangri-La feat.Inga Humpe
ベルリン の歌手ユニット「2raumwohnung 」のインガ・フンペが参加。
いちご娘はひとりっ子
アルバム『J-POP 』収録のインスト曲「いちご娘」を歌詞付きでリアレンジした曲。2017年に行われたライブツアー「TROPICAL LOVE TOUR」で初披露され、以降ライブなどでは幾度か演奏されていた。「TROPICAL LOVE TOUR」及び2018年の「クラーケン鷹」のライブ版は音源化されていたものの、CD音源収録は初となる。PVが製作され、2019年1月1日にショートバージョンが公開された。PV内では歌唱を担当しているトミタ栞 が出演している[ 4] 。
Flight to Shang-Hai(It's a such a super flight)
原曲は電気グルーヴではなく、石野卓球のソロ作品である『KARAOKEJACK』に収録されている。
Slow Motion(30th Mix)
電気グルーヴ30周年の唄
まっさらな新曲ではなく「電気グルーヴ20周年のうた」の大幅なリミックス。おやつカンパニー のCMソングであった「首から下は地井武男 」のパロディとなる「首から下はシータケ を」という歌詞をしつこく繰り返している。
富士山(Techno Disco Fujisan)
Nick Beatの「Technodisco」のメロディーが使用されている。
Flashback Disco(is Back!)
WIRE WIRED, WIRELESS
原曲は『WIRE00 COMPILATION』(2000年) に収録されている電気提供の楽曲「wire, wireless」。石野卓球曰く、「WIRE 」の歴史の集大成であり、またこの曲で「WIRE」のヒストリーに終止符を打って完全完結させるという意味合いで、「WIRE WIRED, WIRELESS」とタイトルを改題した。とインタビューで語っている。
海猫夏 Caty Summer Harbour
鬼日_1117KIBI
『鬼日(きび)』とは、メジャーデビューアルバム『FLASH PAPA 』の制作のためイギリス・マンチェスターに滞在していた1990年11月17日に起こった出来事に由来する記念日。
いちご娘(ひとりっ子でない)
「いちご娘はひとりっ子」のインスト版。原曲の「いちご娘」もインストだがトラックが異なるため、このタイトルとなった。
参加ミュージシャン
脚注
旧メンバー シングル
アルバム
ゲーム 関連人物 関連項目
カテゴリ