日本女子サッカーリーグ1部
(プレナスなでしこリーグ)シーズン |
2012 |
---|
優勝 |
INAC神戸レオネッサ |
---|
降格 |
ASエルフェン狭山FC 福岡J・アンクラス |
---|
なでしこリーグカップ |
日テレ・ベレーザ |
---|
IWCC出場 |
INAC神戸レオネッサ 日テレ・ベレーザ |
---|
試合数 |
90 |
---|
ゴール数 |
299 (1試合平均3.32) |
---|
得点王 |
高瀬愛実(I神戸・20点) |
---|
最大差勝利ホーム試合 |
---|
I神戸 7-0 大阪高槻(第1節・4月15日) |
最大差勝利アウェー試合 |
---|
AS狭山 1-9 I神戸(第12節・9月30日) |
最多得点試合 |
---|
AS狭山 1-9 I神戸(第12節・9月30日) |
最多連勝記録 |
---|
11 - I神戸(第8節-第18節) |
最多連続負け無し記録 |
---|
18 - I神戸(第1節-第18節) |
最多連続勝ち無し記録 |
---|
16 - 福岡AN(第1節-第16節) |
最多連敗記録 |
---|
5 - 福岡AN(第4節-第8節)、 AS狭山(第14節-第18節) |
|
日本女子サッカーリーグ2部
(プレナスチャレンジリーグ)シーズン |
2012 |
---|
優勝 |
ベガルタ仙台レディース |
---|
昇格 |
ベガルタ仙台レディース FC高梁吉備国際大学Charme |
---|
試合数 |
132 |
---|
ゴール数 |
532 (1試合平均4.03) |
---|
得点王 |
道上彩花(常盤木高・30点) |
---|
最大差勝利ホーム試合 |
---|
ベガルタ 11-1 バニーズ(第7節・5月20日) |
最大差勝利アウェー試合 |
---|
バニーズ 0-12 FC高梁(第16節・7月22日) |
最多得点試合 |
---|
ベガルタ 11-1 バニーズ(第7節・5月20日) バニーズ 0-12 FC高梁(第16節・7月22日) |
最多連勝記録 |
---|
11 - ベガルタ(第3節-第13節) |
最多連続負け無し記録 |
---|
22 - ベガルタ(第1節-第22節) |
最多連続勝ち無し記録 |
---|
15 - JSCL(第1節-第15節) |
最多連敗記録 |
---|
9 - AC長野(第9節-第17節) |
|
2012 日本女子サッカーリーグは、2012年4月から11月まで開催された第24回の日本女子サッカーリーグである。この年も「なでしこリーグ」(1部)と「チャレンジリーグ」(2部)に分かれて開催した。
大会概要
2012年1月に概要が発表された[1]。
- 開催期間:2012年4月7日・または8日‐11月11日
- なでしこリーグ(1部)
- 2012年4月14日・または15日-11月11日
- 10チーム2回総当り。
- チャレンジリーグ(2部)
- 2012年4月7日・または8日-11月4日
- 12チーム2回戦総当たり。
- 試合時間
- 90分(45分ハーフ)。90分以内で勝敗が決しない場合は引き分けとする。
- 順位
- 勝ち点(勝利3点、引分1点、敗戦0点)の多いチームを上位とし、勝ち点の合計が同じ場合は以下の順序で順位を決める。
- 全試合の得失点差
- 全試合の総得点数
- 直接対決の成績(1.勝ち点 2.得失点差)
- 順位決定戦(必要な場合のみ)
ロンドンオリンピック開催期間、およびそれに参戦する女子日本代表強化期間中の6月下旬-9月上旬は、なでしこリーグは開催休止とする(この間なでしこリーグカップ2012を開催するが、ロンドン五輪期間中はなでしこリーグカップも休止。またチャレンジリーグについては同期間も試合を開催するものの、試合数が少なくなる)。
参加チーム
なでしこリーグ(1部)
監督交代
チャレンジリーグ(2部)
大会方式
なでしこリーグ
2011年は東日本大震災のため出場辞退となった東京電力マリーゼを除く9チームで行ったが、2012年は10チームに戻る。なお当初の計画では2013年から12チームで行う方針だったが、チャレンジリーグを含めた下位チームとの実力の差が大きいため、当面10チーム制を維持することが確認された。[3]
なおこの年から国際女子サッカークラブ選手権が設立されたため、本大会優勝クラブは国際女子サッカークラブ選手権2012の出場権が与えられることになった。
チャレンジリーグ
2011年に引き続き12チームで行うが、前年までの東西2リーグ制による分割開催をやめて、12チームによる1リーグ制2回戦総当り方式を行う。これはスポーツ振興くじ収益金による助成を受けることによるもの。
なお、2013年からチャレンジリーグは16チームで行うことも確認された[4](詳細は後述)。
成績
なでしこリーグ
チャレンジリーグ
表彰
表彰式は2012年11月13日にグランドプリンスホテル高輪にて行われた[5]。
表彰式 受賞者
出典: 「プレナスなでしこリーグ2012/プレナスチャレンジリーグ2012」表彰式
得点ランキング
なでしこリーグ1部
入れ替え戦
チャレンジリーグからなでしこリーグへの昇格方法
チャレンジリーグからなでしこリーグへ昇格するにあたり、なでしこリーグ準加盟(上記太字で示したチーム)でなければならないことはこれまでと同様である。ただし、昇格の権利を得られる条件は以下の通りに変更されている[6]。
- チャレンジリーグで4位以内に入ったチームのうち、さらに準加盟のチームのみで順位を付け、
- 準加盟のチーム中で1位のチームは、なでしこリーグ10位チームと自動入れ替え。
- 準加盟のチーム中で2位のチームは、なでしこリーグ9位チームとの入れ替え戦(ホーム・アンド・アウェー方式)を行う。
- なお上位4チーム中準加盟当該チームが1チームのみである場合、なでしこリーグ9位チームの入れ替え戦出場は行わない。また該当無しの場合は入れ替えは一切ない。
なお最終的に、チャレンジリーグの1位および2位はともに準加盟チームとなったため、1位のベガルタ仙台レディースが自動昇格、2位のFC高梁吉備国際大学Charmeが入れ替え戦出場となった。またなでしこリーグからは、10位の福岡J・アンクラスが自動降格、9位のASエルフェン狭山FCが入れ替え戦出場となった[7]。
なでしこリーグ・チャレンジリーグ入替戦
入れ替え戦は以下の通り[8]。
この結果、FC高梁吉備国際大学Charmeがなでしこリーグに昇格することが決定。
地域リーグからチャレンジリーグへの昇格方法
上記の通り、2013年よりチャレンジリーグを16チームとするため、以下の方法で入れ替えを行う[6]。
- 地域リーグの成績上位チーム、かつチャレンジリーグ参加希望チームで争う「チャレンジリーグ入れ替え戦予備戦」の成績上位4チームまでを自動昇格とする(但し4チーム以下の場合は予備戦なしとして、そのまま昇格とみなす)。
- チャレンジリーグの参加希望チームが5チーム以上あった場合、その5位・6位とチャレンジリーグの11・12位とで入れ替え戦を行う(5チームのみの場合はチャレンジリーグ側の入れ替え戦出場は12位のみ)。
- 地域リーグからの昇格については「2012年度新加盟チーム決定方法」に基づいて決定する。
チャレンジリーグ入替戦予選大会
チャレンジリーグ参入チーム決定(チャレンジリーグ入替戦予選大会)の方式は以下の通り[9]。
出場チーム
日程・結果
- 11月2日
- 出場7チームのうち、1チームを除いた6チームが2チームずつに分かれて対戦し、勝者がチャレンジリーグに自動昇格する。
- 11月3日
- 11月2日の試合に敗れた3チームと、11月2日の試合に出場しなかった1チームを加えた4チームが2チームずつに分かれて対戦する。
- 11月4日
- 11月3日の勝者同士が対戦し、勝利したチームはチャレンジリーグに自動昇格、敗れたチームは入れ替え戦でチャレンジリーグの12位と対戦する。また11月3日の敗者同士が対戦し、勝利したチームは入れ替え戦でチャレンジリーグの11位と対戦、敗れたチームは所属のリーグに残留となる。
結果
- チャレンジリーグ自動昇格
- 清水第八プレアデス、セレッソ大阪レディース、HOYOスカラブFC、ノジマステラ神奈川
- 入れ替え戦進出
- NGU名古屋FCレディース、ノルディーア北海道
- 地域リーグ残留
- 益城ルネサンス熊本FC
チャレンジリーグ入替戦
チャレンジリーグ11位・12位のチームと、入替戦予選大会の2チームがホーム&アウェー(アウェーゴールルール採用)で対戦する[10]。
合計得点4-0でJAPANサッカーカレッジレディースが勝利
合計得点7-1でAC長野パルセイロ・レディースが勝利
結果、JAPANサッカーカレッジレディースおよびAC長野パルセイロ・レディースがチャレンジリーグに残留、ノルディーア北海道およびNGU名古屋FCレディースが地域リーグに残留。
脚注
- ^ 2012年1月24日・日本女子サッカーリーグリリース
- ^ a b “なでしこL大阪高槻が本並新監督 - サッカーニュース”. nikkansports.com (2012年8月4日). 2022年2月28日閲覧。
- ^ 時事通信・2012年1月24日
- ^ 日刊スポーツ・2012年1月25日付・同・2011年12月1日付
- ^ “「プレナスなでしこリーグ2012/プレナスチャレンジリーグ2012」表彰式”. 日本女子サッカーリーグ オフィシャルサイト (2012年11月13日). 2023年2月12日閲覧。
- ^ a b “リーグ概要”. 日本女子サッカーリーグオフィシャルサイト. 2012年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月17日閲覧。
- ^ “プレナスなでしこリーグ2012 終了について”. 日本女子サッカーリーグオフィシャルサイト (2012年11月11日). 2012年11月14日閲覧。
- ^ “なでしこリーグ&チャレンジリーグ入替戦 対戦カード、会場等決定の件”. 日本女子サッカーリーグオフィシャルサイト (2012年11月13日). 2012年11月14日閲覧。
- ^ “2012チャレンジリーグ入替戦予選大会”. 日本女子サッカーリーグオフィシャルサイト. 2012年10月23日閲覧。
- ^ “2012チャレンジリーグ入替戦について”. 日本女子サッカーリーグオフィシャルサイト (2012年11月6日). 2012年11月6日閲覧。
関連項目
|
---|
|
ナショナルチーム |
|
---|
国内リーグ |
|
---|
国内カップ |
|
---|
大学・育成年代 |
|
---|
国際大会 |
|
---|
関連項目 | |
---|