2009年のイギリスグランプリ
レース詳細
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2009年のロードレース世界選手権 全17戦中第10戦
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決勝日
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2009年7月26日
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開催地
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ドニントン・パーク
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開催コース
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常設サーキット 4.023km
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MotoGP
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250 cc
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125 cc
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2009年のイギリスグランプリは、ロードレース世界選手権の2009年シーズン第10戦として、7月24日から26日までイングランドのドニントン・パークで開催された。翌シーズンより開催地がシルバーストンに移ることから、ドニントンでのイギリスGPは当面最後の開催となった。
概要
125ccクラス決勝では14周目に降雨により赤旗が提示され、レースが中断された。その後、中断前の順位をグリッドに5周の超スプリントレースがおこなわれることになった(2ヒートタイム合算制ではなく、5周のレースの順位がそのまま結果となる)。ウェットレースを制したのは、ポイントリーダーのフリアン・シモンだった。タイトルを争うセルヒオ・ガデア、ブラッドリー・スミスが転倒に終わったことから、シモンは50ポイント以上のマージンを築いてチャンピオンに大きく近づいた[1]。
250ccクラスもウェットレースとなった。こちらもポイントリーダーの青山博一がレースをリードし、後続を大きく離してシーズン3勝目を挙げた[2]。またこのレースには、負傷療養中のウラジミール・レオノフの代役として43歳のラルフ・ウォルドマンが2002年シーズン以来となるグランプリ復帰を遂げたが、結果は転倒リタイヤに終わった[3]。
MotoGPクラスもウェットレースが宣言されたが、多くのライダーはスリックタイヤでスタートした。トップを走行中のホルヘ・ロレンソ、続いてバレンティーノ・ロッシが次々と転倒する中、レプソル・ホンダのアンドレア・ドヴィツィオーゾがクラス初優勝を遂げた[4]。
MotoGPクラス決勝結果
250ccクラス決勝結果
125ccクラス決勝結果
脚注
参考文献