チェコ国鉄121号線、別名ホスクシヴィツェ~ポドレシーン線(チェコ語;Železniční trať Hostivice–Podlešín)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。
1873年、プラハ・ドゥフツォフ鉄道の路線として開業した。プラハとモスト・テプリツェ方面を結ぶ路線であったが、その役割は090号線が担っており、こちらはローカル輸送を担っている。
運行形態
普通(平日)
ホスチヴィチェ - ストルジェドクルキ/ノウトニツェ間のみの運行で、一日8-10往復の運行。うちノウトニツェまで運行される便は一日3.5往復に限られる。日中は運行せず、朝と夕方に1時間に1本運行し、ホスチヴィツェで120号線プラハ方面特急・快速と接続する。
2015年以前は、列車が運行されていなかった。また、2016-17年度は、ホスチヴィチェ - ストルジェドクルキ間のみの運行であった。2018-22年度は、ストルジェドクルキ以南で一日10.5往復、ノウトニツェ以南で一日5往復運行していた。
普通(土曜・休日)
ホスチヴィチェ - ストルジェドクルキ間に春・夏は一日9往復・2時間間隔、秋・冬は一日7.5往復・2-3時間間隔での運行となり、ホスチヴィツェで120号線プラハ方面特急・快速と接続する。うち4往復がノウトニツェまで、2往復がスラニーまで運行される。春・夏は、スラニー発着便がツィクロフラーチェク号として運行され(うち1.5往復がドブロヴィーズ・アマゾン通過)、南は122号線経由でプラハ本駅またはスミーホフまで、北は1往復が110号線経由でズロニツェまで乗り入れる。プラハ~スラニー間は、090号線を経由するのに比べて距離が長く、所要時間も長くかかる。
なお、2015年以前は、土曜・休日の「ツィクロフラーチェク」号のみの運行で、平日と冬季には列車が運行されていなかった。また、プラハ・マサリク駅発着で、120号線に直通していた。2015年末に、ホスチヴィツェ - ストルジェドクルキ間で、2時間に1本の運行を開始。2016年末に、「ツィクロフラーチェク」号のプラハ市内ルートが122号線経由となる。ストルジェドクルキ以北が通年運行になったのは2017年末のことである。
過去の運行種別
- 快速「スピェシニー(Sp)」
- 2015年12月に運行開始。平日の早朝のみ、プラハ・ヴルショヴィツェ→ ホスチヴィツェ→ストルジェドクルキの系統が片道1本運行し、ホスチヴィツェ以南は122号線から直通していた。2016年末のダイヤ改正で普通に格下げされたが、毎日運行となり、121号線内ではイェネチ/ホストウニ/ドブロヴィーズを通過、ドブロヴィーズ・アマゾンに停車する様になった。
駅一覧
以下では、チェコ国鉄121号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。なお、全て各駅停車である。
(*1): 2016年11月開業。
脚注