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高垣義広
基本情報
国籍	日本
出身地	鳥取県岩美郡岩美町
生年月日	1948年11月6日（76歳）
身長; 体重	178 cm; 77 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	1966年ドラフト外
初出場	1967年6月20日
最終出場	1978年9月3日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	鳥取県立鳥取西高等学校; 大洋ホエールズ (1967 - 1976); クラウンライターライオンズ (1977 - 1978);
	この表について

高垣義広（たかがきよしひろ、1948年 11月6日 - ）は、鳥取県岩美郡岩美町出身の元プロ野球選手（投手）。

来歴

鳥取西高等学校では2年生からエースとして活躍。1964年秋季中国大会に進むが、準決勝で平松政次を擁する岡山東商に敗れる。翌1965年も夏の甲子園県予選を勝ち抜き、東中国大会準決勝に進出するが、関西高の森安敏明に抑えられ敗退。同年の秋季中国大会は1回戦で邇摩高の岡田光雄に完封を喫する。翌1966年夏も東中国大会準決勝で岡山東商に惜敗。甲子園には出場できなかったが平松、森安らと互角に投げ合い、右の本格派として期待された。

1966年のプロ野球第1次ドラフト会議で近鉄バファローズから2位指名を受けるが1回目の交渉時に条件面で折り合わずに球団が交渉権を放棄。交渉権喪失後に高校の先輩にあたる藤井勇スカウトの交渉によりドラフト外で大洋ホエールズへ入団^[1]。

1967年はルーキーながら6月から先発陣の一角に起用される。8月13日には中日ドラゴンズを相手に先発し、5回を中利夫の本塁打による1失点と好投、山下律夫のリリーフを仰ぐが初勝利を挙げた。

しかしその後は伸び悩み二軍暮らしが長かった。1972年には主に中継ぎとして23試合に登板、9月27日には山下律夫をリリーフし、広島から5年ぶりに白星。同年は2勝を記録し、翌1973年も中継ぎとして一軍で起用されるが、徐々に登板機会が減少した。イースタン・リーグでは最多勝を2度獲得している^[1]。

1976年オフに山下律夫と共に関本四十四との交換トレードで、クラウンライターライオンズへ移籍した^[1]。

1977年7月16日には、中継ぎで近鉄バファローズを相手に好投、5年ぶりに勝利投手となる。その後はあまり出番に恵まれず1978年限りで引退した^[1]。

上手投げからの伸びのあるストレートが最大の武器であり、他にスライダーやシュート、カーブも使用した。

引退後は関東在住後に地元へ戻ったとされる。子息も同じ高校へ進学してエースとなった^[2]。

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
1967	大洋	13	9	1	1	--	--	.500	168	42.0	35	6	13	0	0	17	0	14	13	2.79	1.14
1969		9	0	0	0	--	--	----	47	11.1	10	0	2	0	1	6	1	6	5	4.09	1.06
1970		1	0	0	0	--	--	----	7	1.1	2	0	0	0	1	0	0	1	1	9.00	1.50
1971		5	2	0	0	--	--	----	54	14.2	8	1	6	0	0	6	0	3	3	1.80	0.95
1972		23	2	2	1	--	--	.667	221	53.2	41	6	20	1	1	26	0	20	18	3.00	1.14
1973		23	0	0	0	--	--	----	170	38.1	43	5	16	0	3	16	0	22	21	4.97	1.54
1974		7	0	0	0	0	--	----	41	8.2	9	2	6	0	0	6	0	9	7	7.00	1.73
1975		2	0	0	0	0	--	----	16	4.0	3	2	1	0	0	1	0	2	2	4.50	1.00
1976		1	0	0	0	0	--	----	10	1.2	3	0	2	0	0	0	0	1	1	4.50	3.00
1977	クラウン	15	0	1	0	0	--	1.000	195	41.2	55	7	12	0	5	14	1	27	26	5.57	1.61
1978	クラウン	3	1	0	1	0	--	.000	30	4.1	12	1	4	0	0	3	0	12	6	13.50	3.69
通算：11年		102	14	4	3	0	--	.571	959	221.2	221	30	82	1	11	95	2	117	103	4.18	1.37