香住駅(かすみえき)は、兵庫県美方郡香美町香住区七日市字クゴにある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅である[1]。
概要
松葉ガニの水揚げで知られる香美町玄関口として冬場は観光客で賑わう[1]。特急「はまかぜ」が全列車停車し、通常期は1往復ここで折返す。
歴史
駅構造
単式・島式ホーム混合2面3線を有する地上駅[1]。駅舎は単式1番のりば側にあり、島式2・3番のりばへは地下道で連絡している[1]。駅舎は1959年(昭和34年)に完成したものであり、2021年(令和3年)10月下旬からの「トワイライトエクスプレス瑞風」停車に合わせて、地元の香美町が待合室をJRから貸与を受けて改修した。室内を木目調に統一し、円卓やカウンターを設置、壁の本棚には町に関する図書や観光パンフレットを設置するものである[4]。
改札口と各ホームに今では数少なくなった反転フラップ式案内表示機が設置されていたが[1]、2013年3月に撤去された[6]。その後は代替として、浜坂駅と共に改札口に液晶ディスプレイによる発車標が設置されていたが、終日無人駅化に伴い撤去され、代替として時刻表のポスターを窓口の跡に移動させた。遅れ情報やお知らせ等の案内を表示する液晶ディスプレイは存置されている。
駅員がいない無人駅であるが、みどりの券売機プラスがある。ワンマン列車は無人化後も2022年3月11日までは有人扱いとなっていたが、翌3月12日ダイヤ改正から無人駅扱いとなり、先頭車両のみドアが開く。なお当駅までの一部列車は、全ドアが開く場合もあり。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
備考
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1
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山陰本線
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上り
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城崎温泉・豊岡方面
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一部2・3番のりば
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2・3
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下り
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浜坂・鳥取方面
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- 1番のりばが上り本線、2番のりばが下り本線、3番のりばが上下副本線である。
利用状況
「兵庫県統計書[7]」によると、2016年(平成28年)度の1日平均乗車人員は388人である。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
年度
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1日平均 乗車人員
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2000年
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739
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2001年
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734
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2002年
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676
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2003年
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650
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2004年
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641
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2005年
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630
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2006年
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696
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2007年
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606
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2008年
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540
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2009年
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529
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2010年
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516
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2011年
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459
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2012年
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447
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2013年
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445
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2014年
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410
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2015年
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387
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2016年
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388
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2020年
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299
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夏場は海水浴客で、冬場は温泉客・カニを食べに来る客で賑わう観光駅である。
駅周辺
バス路線
- 香美町町民バス(全但バスに運行を委託)
- 境・村岡病院
- 岡見公園・佐津駅・相谷・畑・三川
- 御崎
- 夢但馬周遊バス「たじまわる」(全但バスが運行)
隣の駅
※特急「はまかぜ」の隣の停車駅は列車記事を参照のこと。
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 山陰本線
- 柴山駅 - 香住駅 - 鎧駅
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
香住駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク