長門湯本駅(ながとゆもとえき)は、山口県長門市深川湯本字三反田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)美祢線の駅である。
美祢線で急行列車が運行されていた頃は「さんべ」・「あきよし」の停車駅でもあった。長門湯本温泉、俵山温泉への玄関口となっている。
歴史
駅構造
長門市方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。かつては2面2線の相対式ホームが設けられていたが、駅舎反対側の線路は撤去され、花壇となっている。
長門鉄道部管理[8]。駅舎にはかつて駅員が配置されていたが、現在は無人化されている。乗車券の発券は駅前の商店(ふじた商店)に委託されていたが、2012年3月31日をもって販売を終了した。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[9]。
乗車人員推移
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年度
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1日平均人数
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1999
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43
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2000
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53
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2001
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45
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2002
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44
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2003
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45
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2004
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39
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2005
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35
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2006
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30
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2007
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30
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2008
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29
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2009
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29
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2010
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20
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2011
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29
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2012
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26
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2013
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26
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2014
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25
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2015
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20
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2016
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20
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2017
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21
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2018
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21
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2019
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18
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2020
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11
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2021
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11
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2022
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12
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駅周辺
駅自体は長門湯本温泉の温泉街から北へ約500メートル(徒歩で5分程度)のやや離れた所にあるために、駅周辺はあまり温泉街らしさがなく、田園と住宅地が混在している。温泉街へは駅前から徒歩、もしくはバスやタクシーを利用するようになるが、鉄道よりもマイカーや観光バスを利用する温泉客が多いうえ、鉄道利用でも新山口駅などから温泉旅館の送迎サービスなどを利用する旅客も多く、温泉客が当駅を利用することは少ない。
駅前を市道(旧国道316号)が通っており、駅南で山口県道34号下関長門線と交差している。大寧寺へは駅から南西へ約2km。
バス路線
- ※駅前の市道(旧国道316号)に停留所がある。俵山温泉へは当駅でバスに乗り換えとなる。
隣の駅
- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- ■美祢線
- 渋木駅 - 長門湯本駅 - 板持駅
脚注
参考文献
- 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「山口線・美祢線・宇部線・小野田線・岩徳線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第7号、朝日新聞出版、2009年8月23日。
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
長門湯本駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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大嶺支線(1997年廃止) | |
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※斜体*は2023年6-7月の大雨災害により不通となっている区間および休止中の駅。 |