鍋島 直寛(なべしま なおひろ)は、肥前蓮池藩の第6代藩主。
生涯
延享3年(1746年)3月18日、第4代藩主・鍋島直恒の四男として生まれる。宝暦7年(1757年)に異母兄で第5代藩主の直興が死去したため、その養子となり家督を相続した。
藩の財政難のため、家臣の俸禄を払い遅れたり、菩提寺である宗眼寺や屋敷の焼失などによる出費が相次ぎ、藩士の献金や借金、大坂藩邸を抵当にかけたり、倹約令を出したりしてしのいでいた。直寛の行なった治績として、学問の奨励などを行なって藩校・成章館創設の基礎を築き上げたことにある。
安永2年(1773年)7月26日、水腫が原因で蓮池で死去した。享年28。跡を長男の直温が継いだ。
系譜
父母
正室
子女
鍋島氏 蓮池藩6代藩主 (1757年 - 1773年) |
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