釜谷駅

釜谷駅
駅舎(2022年9月)
かまや
Kamaya
sh05 渡島当別 (4.9 km)
(3.1 km) 泉沢 sh03
地図
所在地 北海道上磯郡木古内町字釜谷鉄道用地[1]
北緯41度42分43.5秒 東経140度32分13.6秒 / 北緯41.712083度 東経140.537111度 / 41.712083; 140.537111座標: 北緯41度42分43.5秒 東経140度32分13.6秒 / 北緯41.712083度 東経140.537111度 / 41.712083; 140.537111
駅番号 sh04
所属事業者 道南いさりび鉄道
所属路線 道南いさりび鉄道線
キロ程 27.5 km(五稜郭起点)
函館から30.9 km
電報略号 マヤ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗降人員
-統計年度-
10[2]人/日
-2019年-
開業年月日 1930年昭和5年)10月25日[1]
備考 無人駅
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釜谷駅(かまやえき)は、北海道上磯郡木古内町釜谷にある道南いさりび鉄道線電報略号マヤ。駅番号はsh04日本国有鉄道JR北海道における事務管理コードは▲141407[3]

歴史

1976年の釜谷駅と周囲約500m範囲。左下が江差方面。当時は単式ホーム1面1線であった。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

駅名の由来

当駅の所在する地域名より。地域名はアイヌ語の「カマヤペッ[注釈 1]」(平たい岩・の岸・川)、あるいは「オカマヤウンペッ[注釈 2]」(川尻・平たい岩・岸・にある・川)に由来するとされる[10][11]。いずれにしても「平岩があった」ことに由来する地名とされる[10]

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。対面ホームへは、五稜郭方面の構内踏切で行う。かつては単式ホーム1面1線を有すのみであったが、海峡線開通に伴い交換設備が新設された[1]ワム80000形貨車[12]改造の駅舎が設置されている。

JR時代は木古内駅管理の簡易委託駅で、駅舎の一角で委託を受けた住民が乗車券総販券)を発売していた。道南いさりび鉄道移管後も継続して簡易委託が継続されていた。営業時間は概ね7:30~11:30迄で、日曜は休業。発売区間は木古内・五稜郭・函館の各駅で、それ以外の区間の販売は行っていない。

七重浜駅と共に、国鉄時代から「車両がきれいに見える」撮影スポットとして有名な駅である。しかし、無断でホームから線路に降りて撮影をしたり、ホームの白線の外側に三脚を立てたり、運転手に向かってフラッシュをたいたりするなどのマナー違反が多く、道南いさりび鉄道は2016年(平成28年)8月10日から両駅のホーム数カ所に注意書きのポスターを掲示し、注意を促している[新聞 1]

のりば

のりば 路線 方向 行先
1 道南いさりび鉄道線 上り 木古内方面
2 下り 函館方面

駅周辺

釜谷駅前

隣の駅

道南いさりび鉄道
道南いさりび鉄道線[注釈 3]
泉沢駅 (sh03) - 釜谷駅 (sh04) - 渡島当別駅 (sh05)

脚注

注釈

  1. ^ アイヌ語ラテン翻字: kama-ya-pet
  2. ^ アイヌ語ラテン翻字: o-kama-ya-un-pet
  3. ^ 下り順・駅ナンバリング順に記載。路線は渡島当別方の五稜郭駅が起点である。

出典

  1. ^ a b c d e さよなら江差線編集委員会(編集) 編『さよなら江差線』北海道新聞社、2014年、156頁。ISBN 978-4-89453-743-9 
  2. ^ 北海道 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  3. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、218頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  4. ^ 鐵道省告示第二百七十三號(「官報」昭和五年十月二十一日、第千百四十四號、四百九十三頁)
  5. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、827頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ 鐵道省告示第四百八號(「官報」昭和十一年十一月四日、第二千九百五十三號、三十八頁)
  7. ^ 「日本国有鉄道公示第509号」『官報』1970年12月12日。
  8. ^ 「通報 ●江差線釜谷駅及び札苅駅並びに松前線森越駅及び渡島大沢駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1970年12月12日、4面。
  9. ^ 台風で破損の「釜谷」駅名標を競売 いさ鉄 - 函館新聞電子web、2016年10月8日5:00配信、同月10日閲覧
  10. ^ a b アイヌ語地名リスト オニシベ~キタ P31-40P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
  11. ^ 札幌鉄道局編 編『駅名の起源』北彊民族研究会、1939年、21頁。NDLJP:1029473 
  12. ^ 書籍『ダルマ駅へ行こう!』(著:笹田昌宏、小学館文庫2007年)85ページより。

新聞記事

  1. ^ 志村直 (2016年8月18日). “危険な撮り鉄が出没 道南いさりび鉄道、注意呼び掛け” (日本語). 北海道新聞. どうしんウェブ/電子版(道南) (北海道新聞社). オリジナルの2016年8月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160818081943/http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/donan/1-0305711.html 2016年8月18日閲覧。 

関連項目

外部リンク