重岡駅(しげおかえき)は、大分県佐伯市宇目大字大平にある、九州旅客鉄道(JR九州)日豊本線の駅である[1]。
概要
佐伯駅から当駅終着の普通列車が2本あり、うち1本は折り返し大分行きの普通列車になる(残りの1本は当駅到着後、佐伯駅まで回送)。一方、当駅から延岡方面行きの列車は午前6時47分発の普通列車1本のみであるが787系を使用、先頭車両のみが利用可能であるためグリーン車も連結されている。
2020年10月16日より運行開始の観光列車「36ぷらす3」では、『土曜日ルート "緑の路"』で宗太郎駅とともに特別停車駅(同駅での乗降は不可だが停車中はホームに降りることができ、佐伯市の特産品を販売する)となっている[3][4]。
歴史
駅構造
駅舎に接した単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の合計2面3線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡している。
プラットホームは映画『なごり雪』の撮影にも使用された(駅舎の撮影は上臼杵駅)。木造の駅本屋と便所は2006年(平成18年)に解体され、従来から駅前にある自治体設置便所と同デザインの待合所(簡易駅舎)が建設された[1]。ホーム内の待合所には、映画のロケ地を示す看板を設置していたが、2009年(平成21年)上期に行われたホーム改良工事により従来の待合所は解体され、同時に看板も撤去された。
佐伯市宇目地区の高校生の利用が多数を占める。
前述のダイヤ改正でそれまで南延岡行きの夕方2本の普通列車が当駅止まりになったため、折り返し普通列車は3番のりばに停まるようになり、それに伴いホームの一部かさ上げ、ミラー設置等の工事が行われた。なお、「36ぷらす3」は3番のりばに停車するが、前3両のドアのみ開閉する。
無人駅で改札はなく、切符集札箱がある。
のりば
のりば |
路線 |
方向 |
行先 |
備考
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1
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■日豊本線
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下り
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延岡方面
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2・3
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上り
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佐伯方面
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「36ぷらす3」(特別停車)および当駅始発・終着の列車は3番のりば
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旧待合所と、映画「なごり雪」のロケ地を示す看板
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跨線橋から佐伯・大分方面を望む
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跨線橋から延岡・宮崎方面を望む
利用状況
- 2013年度の1日平均乗車人員は15人(前年度比-1人)。佐伯市宇目地区の高校生の利用が多数を占める。
- 昭和30 - 40年代には1日の乗降客数が600名以上だった[11]。
乗車人員推移
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年度
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1日平均人数
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2000
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31
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2001
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33
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2002
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35
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2003
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36
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2004
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30
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2005
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31
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2006
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30
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2007
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32
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2008
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27
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2009
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20
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2010
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15
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2011
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16
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2012
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16
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2013
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15
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2014
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12
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2015
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16
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駅周辺
山間部に位置し、国道10号沿いに民家が点在する。駅前には商店や大衆食堂があったが、ともに廃業した。駅北西側には小規模な住宅地があり、民家が数軒建っている。
バス路線
- 佐伯市コミュニティバス(大分バス委託)(いずれも平日のみ運行)
- 佐伯駅経由 葛港行き
- 柿木経由 ふれあいセンター宇目行き
かつては 大野交通の三重町駅方面行きの路線も運行されていたが、柿木で系統分割され乗り継ぎが必要となった。
隣の駅
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- ■日豊本線
- 直川駅 - (川原木信号場) - 重岡駅 - 宗太郎駅
脚注
関連項目
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重岡駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク