「過ぎ去りし想い出は」(すぎさりしおもいでは)は、1977年3月5日に発売された大塚博堂の2枚目のシングル。同日、同名のアルバムも発売された。
シングル
この曲のメロディは、博堂が酒を飲みに行って、家に帰る途中、ほろ酔いになったときに浮かんだ。
収録曲
(全作曲:大塚博堂)
- 過ぎ去りし想い出は
- 作詞:大塚博堂/編曲:森岡賢一郎
- 夕暮れのような微笑
- 作詞:藤公之介/編曲:あかのたちお
アルバム
前作に引き続き、愛・青春・ふるさとを歌い、さらには、旅情も加え、愛とやすらぎを謳う大塚博堂の世界を更に広げる事がテーマ。作詞陣は、藤公之介はじめ博堂の音楽仲間が担当。作曲は全曲博堂。編曲は。前作に引き続き、森岡賢一郎、あかのたちお、佐藤準が担当。
1987年9月30日に『ダスティン・ホフマンになれなかったよ』の収録曲と合同で1枚のCD(タイトルは『ダスティン・ホフマンになれなかったよ〜過ぎ去りし想い出は』)として発売された[2]。ただし、『過ぎ去りし想い出は』の収録曲は容量の関係で4曲未収録となっている[2]。
1994年11月2日に単体でCD化した[3]。「夏の面影」、「歩道橋」、「日付けのない日記」、「それぞれ」の4曲は初CD化となる。
2023年1月25日に、紙ジャケット仕様のCDとして再発売された[4]。
収録曲
全作曲: 大塚博堂。 |
# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「過ぎ去りし想い出は」 | 大塚博堂 | 大塚博堂 | 森岡賢一郎 | |
2. | 「夏の面影」 | 川崎ひろみ | 大塚博堂 | 佐藤準 | |
3. | 「突然の出逢いに」 | 井手剛一 | 大塚博堂 | あかのたちお | |
4. | 「見送った季節のあとで」 | 藤公之介 | 大塚博堂 | 森岡賢一郎 | |
5. | 「旅でもしようか」 | 藤公之介 | 大塚博堂 | あかのたちお | |
6. | 「歩道橋」 | 藤公之介 | 大塚博堂 | 佐藤準 | |
7. | 「娘をよろしく」 | 広瀬俊夫 | 大塚博堂 | 森岡賢一郎 | |
8. | 「週末まで待って」 | 大塚博堂 | 大塚博堂 | 佐藤準 | |
9. | 「日付のない日記」 | 赤尾伸雄 | 大塚博堂 | 佐藤準 | |
10. | 「青春の宴」 | 藤公之介 | 大塚博堂 | あかのたちお | |
11. | 「夕暮れのような微笑」 | 藤公之介 | 大塚博堂 | あかのたちお | |
12. | 「それぞれ」 | 藤公之介 | 大塚博堂 | あかのたちお | |
合計時間: | |
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カバー
- 過ぎ去りし想い出は
- 狩人・原大輔・日高晤郎・さとう宗幸がカバー。さとう宗幸のアルバム『過ぎ去りし想い出は』は、カバー収録しているこの曲からタイトルをつけている。
- また、イタリアの歌手ミルバ、ユーゴスラビア出身のヤドランカもカバーしている。
- 青春の宴
- 麻生よう子が、1983年6月にシングルリリースしている。
脚注