西長堀駅
西長堀駅(にしながほりえき)は、大阪府大阪市西区北堀江三丁目および同区新町四丁目にある、大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro) の駅。千日前線と長堀鶴見緑地線の2路線が乗り入れる。駅番号は千日前線がS14、長堀鶴見緑地線がN13。
歴史
駅構造
千日前線は相対式ホーム2面2線、長堀鶴見緑地線は島式ホーム1面2線の地下駅である。千日前線南巽方面行ホーム北寄りから長堀鶴見緑地線ホーム東寄りへ比較的長い連絡通路が設けられている。なお、長堀鶴見緑地線ホームから野田阪神方面行ホームに出入りする際には、一旦南巽方面行ホームを経由しなければならない。
このように千日前線ホームが長堀通から南へ離れた場所に位置し、長堀鶴見緑地線との乗り換えが不便なのは、千日前線建設時に長堀川(西長堀川)が流れていたためである。
- 改札口は長堀鶴見緑地線ホーム側に1か所、千日前線ホーム側に南北1か所ずつ、合計3か所。
- 千日前線ホームは天井が非常に高いのが特徴である。
- 当駅は難波管区駅に所属しており、同副管区駅長が、当駅と桜川駅を管轄する。
のりば
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1号出口
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4A出口
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東改札口
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千日前線ホーム
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長堀鶴見緑地線ホーム
駅のデザインテーマ
長堀鶴見緑地線の当駅のデザインテーマは、「木のぬくもり」に設定されており、千日前線との乗り換え通路には木目調のタイルによる装飾がなされている。長堀鶴見緑地線の当駅付近は、江戸時代に阿波や土佐の材木を扱う問屋が集中していた白髪町(しらがまち)にあたる。
利用状況
2023年11月7日の1日乗降人員は23,956人(乗車人員:12,121人、降車人員:11,835人)である。今里筋線を除くOsaka Metroの地下鉄路線が複数乗り入れる駅では最も少ない。
各年度の特定日における利用状況は下表の通りである。なお1969・1995年度の記録については、それぞれ1970・1996年に行われた調査である(会計年度上、表中に記載の年度となる)。
1995年度までの数値は千日前線のみ。
年度別特定日利用状況[統計 1][統計 2][統計 3]
年度
|
調査日
|
乗車人員
|
降車人員
|
乗降人員
|
出典
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府
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メトロ
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1969年(昭和44年)
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01月27日
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1,988
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2,187
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4,175
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[大阪府 1]
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1970年(昭和45年)
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11月06日
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5,298
|
5,838
|
11,136
|
[大阪府 2]
|
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1972年(昭和47年)
|
11月14日
|
7,073
|
7,393
|
14,466
|
[大阪府 3]
|
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1975年(昭和50年)
|
11月07日
|
7,693
|
8,443
|
16,136
|
[大阪府 4]
|
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1977年(昭和52年)
|
11月18日
|
9,025
|
9,663
|
18,688
|
[大阪府 5]
|
|
1981年(昭和56年)
|
11月10日
|
11,062
|
11,398
|
22,460
|
[大阪府 6]
|
|
1985年(昭和60年)
|
11月12日
|
10,831
|
11,325
|
22,156
|
[大阪府 7]
|
|
1987年(昭和62年)
|
11月10日
|
11,457
|
11,796
|
23,253
|
[大阪府 8]
|
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1990年(平成02年)
|
11月06日
|
10,902
|
10,912
|
21,814
|
[大阪府 9]
|
|
1995年(平成07年)
|
02月15日
|
10,588
|
10,851
|
21,439
|
[大阪府 10]
|
|
1998年(平成10年)
|
11月10日
|
12,942
|
13,822
|
26,764
|
[大阪府 11]
|
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2007年(平成19年)
|
11月13日
|
12,613
|
12,874
|
25,487
|
[大阪府 12]
|
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2008年(平成20年)
|
11月11日
|
12,565
|
12,843
|
25,408
|
[大阪府 13]
|
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2009年(平成21年)
|
11月10日
|
12,505
|
12,516
|
25,021
|
[大阪府 14]
|
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2010年(平成22年)
|
11月09日
|
11,722
|
11,840
|
23,562
|
[大阪府 15]
|
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2011年(平成23年)
|
11月08日
|
11,551
|
11,760
|
23,311
|
[大阪府 16]
|
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2012年(平成24年)
|
11月13日
|
12,392
|
12,395
|
24,787
|
[大阪府 17]
|
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2013年(平成25年)
|
11月19日
|
12,044
|
12,244
|
24,288
|
[大阪府 18]
|
[メトロ 1]
|
2014年(平成26年)
|
11月11日
|
12,062
|
12,154
|
24,216
|
[大阪府 19]
|
[メトロ 2]
|
2015年(平成27年)
|
11月17日
|
12,942
|
12,896
|
25,838
|
[大阪府 20]
|
[メトロ 3]
|
2016年(平成28年)
|
11月08日
|
13,054
|
12,882
|
25,936
|
[大阪府 21]
|
[メトロ 4]
|
2017年(平成29年)
|
11月14日
|
13,747
|
13,385
|
27,132
|
[大阪府 22]
|
[メトロ 5]
|
2018年(平成30年)
|
11月13日
|
12,614
|
12,410
|
25,024
|
[大阪府 23]
|
[メトロ 6]
|
2019年(令和元年)
|
11月12日
|
13,056
|
12,800
|
25,856
|
[大阪府 24]
|
[メトロ 7]
|
2020年(令和02年)
|
11月10日
|
11,180
|
11,062
|
22,242
|
[大阪府 25]
|
[メトロ 8]
|
2021年(令和03年)
|
11月16日
|
10,841
|
10,697
|
21,538
|
[大阪府 26]
|
[メトロ 9]
|
2022年(令和04年)
|
11月15日
|
11,444
|
11,259
|
22,703
|
[大阪府 27]
|
[メトロ 10]
|
2023年(令和05年)
|
11月07日
|
12,121
|
11,835
|
23,956
|
|
[メトロ 11]
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1998年度の路線別データ
大阪市営地下鉄(現・Osaka Metro)ではかつて複数の地下鉄路線が連絡する駅について路線ごとの乗車人員・降車人員を発表していたが、長堀鶴見緑地線の京橋駅〜心斎橋駅間延伸が行われてから採集された路線別データは1998年度の分のみとなっている。
この時点では長堀鶴見緑地線のみの乗降人員は森ノ宮駅に次いで線内で2番目に少なくなっている。
路線別利用状況[統計 1]
年度
|
調査日
|
路線
|
乗車人員
|
降車人員
|
乗降人員
|
出典
|
1998年(平成10年)
|
11月10日
|
千日前線
|
10,136
|
11,257
|
21,393
|
[大阪府 11]
|
長堀鶴見緑地線
|
2,806
|
2,565
|
5,371
|
駅周辺
現在の新町3 - 4丁目と北堀江3 - 4丁目のそれぞれ長堀通付近は、江戸時代に広大な蔵屋敷を構えていた土佐藩の影響力が強かった地域で、この地域を指して西長堀の呼称が生じた。現在も長堀通の交差点名として残る「白髪橋」と「鰹座橋」は土佐にちなむ「白髪山」と「鰹」が由来で、土佐出身の岩崎弥太郎が起こした三菱発祥の地でもある。
上述の通り千日前線ホームは北堀江側へ寄っているが、長堀通と新なにわ筋の交点である鰹座橋交差点に位置しており、かつて長堀通(当時は末吉橋通)を走っていた大阪市電の停留所名も「鰹座橋」であった。
周辺は中層のマンションが多い。長堀通の中央分離帯(約15メートル)に自転車駐輪場が設置されている。
-
大阪市立こども文化センター
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辰巳商会中央図書館
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西長堀アパート
バス路線
最寄り停留所は、長堀通にある地下鉄西長堀、あみだ池筋にある白髪橋およびあみだ池となる。以下の路線が乗り入れ、大阪シティバスにより運行されている。
- 地下鉄西長堀
- 白髪橋 / あみだ池
隣の駅
- 大阪市高速電気軌道 (Osaka Metro)
- 千日前線
- 阿波座駅 (S13) - 西長堀駅 (S14) - 桜川駅 (S15)
- 長堀鶴見緑地線
- ドーム前千代崎駅(京セラドーム大阪) (N12) - 西長堀駅 (N13) - 西大橋駅 (N14)
脚注
記事本文
注釈
出典
利用状況
- 大阪市高速電気軌道
- 大阪府統計年鑑
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、 西長堀駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク
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