美星天文台
美星天文台(びせいてんもんだい、英: Bisei Astronomical Observatory、BAO)は、岡山県井原市美星町にある天文台である。 特徴岡山県下最大の一般公開用望遠鏡(口径101cm)を備える公開天文台となっている。また、渾天儀のレプリカが置かれており、この渾天儀は中国にある現物をもとに中国にて作られ、中国の技術者により組み立てられた実物大模型となっている。施設の総事業費(建設当時)は4億5840万円(主な内訳は、望遠鏡制作費(ドームを含む): 1億4300万円、渾天儀制作費: 1500万円)[1]。
天文台から約5 km離れた井原市星空公園で、毎月第二または第三水曜に「星空公園観望会」を開催している[2]。参加費無料だが、事前予約が必要[3]。 沿革美星町(当時)が、交流による活性化を目指す『星の郷「中世吉備の庄」いきいきまちづくりプロジェクト』として小田郡美星町大字大倉の五万原の一帯に「中世歴史公園」(後の中世夢が原。)を計画。自治省(当時)のリーディング・プロジェクト事業として建設される[4][5]。 このリーディング・プロジェクト事業では、星と中世をテーマに掲げ、町の特性を生かした多様な交流を目指すものとして計画が進められ、天文研修館「美星天文台」はこの事業のシンボル施設として整備された。1993年(平成5年)7月7日に開館し、開館当時は一般公開施設では国内最大の望遠鏡を備える天文台であった[1]。
利用案内開館時間
入館料
休館日アクセス所在地
自動車
公共交通機関関連施設脚注参考文献
関連項目外部リンク
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