おんたけ休暇村(おんたけきゅうかむら)は、長野県木曽郡王滝村に位置する名古屋市公営の休暇村。正式名称は「名古屋市民御岳休暇村」である[1]。
概要
御嶽山の麓、1,450 m地点の高原に位置する。1969年度(昭和44年度)に名古屋市が王滝村の原野を取得して整備した[1]。カヌー、自転車、トレイルランなど、様々なアウトドア・アクティビティを体験できる。森林保全活動事業や自然・地域文化等体験事業、青少年健全育成事業、健康増進支援事業を実施している。おんたけスキー場や妻籠宿、馬籠宿が近くにある。
館内施設
体験施設
キャンプ場
ファミリーキャビン(貸別荘)とグループキャビン、常設のテントがある。
おんたけこども村
青少年の健全育成を目的として、おんたけ休暇村で行なわれる名古屋市内在住の小中学生を対象とした企画。夏のキャンプ、冬のスキー教室を始めとし、春・夏・冬の長期休みや3連休中にその季節を最大限味わえるイベントを開催している。
おんたけ市民の森づくり
おんたけ市民の森づくりは、専門的な知識や技能を必要とし、長期間に及ぶ森林整備事業である。おんたけ休暇村の敷地面積68万 m2のうち、9割を森林が占めている。森林のうち、8割はカラマツやヒノキなどの人工林、残り2割はミズナラやシラカバなどの天然林であるが、人工林は、植栽以来45 - 50年以上が経過しており、十分な管理がされていない状態であった。したがって、下流域の市民の水源を守るために、密植された人工林の間伐や枝打ち、蔦切り、除伐、広葉樹の植栽など、計画的な森林整備を行なっている。
交通アクセス
脚注
外部リンク