第22回国民体育大会(だい22かいこくみんたいいくたいかい)は、1967年に、埼玉県の上尾市、青森県の大鰐町、栃木県の日光市、茨城県の土浦市、およびその周辺で開催された。大会テーマは清新・健康・協力。大会スローガンは成功させよう埼玉国体、まごころで迎えよう 埼玉国体。
ハイライト
1月26日に、日光市で第22回国民体育大会冬季大会スケート・アイスホッケー競技「日光国体」が、2月16日からは、大鰐町でスキー競技会「大鰐国体」が開催。
9月17日より、川口市、戸田市で第22回国民体育大会夏季大会が開幕。ただし、ヨット競技は土浦市での開催となった。
10月22日より、上尾市で第22回国民体育大会秋季大会「清新国体」が開幕。埼玉県内27市町村(当時)で29競技が開催された。
また、宿泊施設の不足を補うために国体史上初の選手村が開設された[1]。現在はシラコバト団地として利用されている[2]。
天皇杯、皇后杯ともに埼玉県が優勝した。
大会概要
冬季大会
スケート競技会
第22回国民体育大会冬季大会スケート競技会は、1月26日~1月29日に栃木県日光市で開催された。テーマは「飛躍、健康、友愛の日光国体」。[3]
実施競技・会場一覧
スキー競技会
第22回国民体育大会冬季大会スキー競技会は、2月16日~2月19日に青森県大鰐町で開催された。テーマは「親切・激励・融和」、スローガンは「成功させよう、あたたかく迎えよう大鰐国体」。
実施競技・会場一覧
夏季大会
実施競技
秋季大会
実施競技
総合成績
天皇杯
- 1位 - 埼玉県
- 2位 - 東京都
- 3位 - 大阪府
皇后杯
- 1位 - 埼玉県
- 2位 - 東京都
- 3位 - 大阪府
主な出来事
脚注
参考文献
- 『国民体育大会の歩み』1980年3月1日増補改定版 発行:都道府県体育協会連絡協議会 監修:日本体育協会 143ページ
- 第22回大会 - 日本体育協会
- 日本体育協会 - アーカイブス (PDF)
- 上尾市教育委員会・編『上尾市史 第八巻 別編1、地誌』上尾市、1997年3月31日。