第三一海軍航空隊[1](だいさんひとかいぐんこうくうたい)は、日本海軍の部隊の一つ。予科練卒業生の初歩機上練習を進めるための練習航空隊として編制された。
隊名が類似している第三十一航空隊とは関連が無い。本航空隊の呼称を「第三十一海軍航空隊」、または「第三十一航空隊(三十一空)」などとしている文献があるが、これらの呼称は誤りである。
爆発的な増員を行った予科練卒業生の初歩機上練習を進めるため、各地に初歩練習航空隊が増設された。第三一海軍航空隊もそのひとつであり、第三二海軍航空隊と同日に開隊した。内地の練習航空隊と違い、外地のために地名を名乗っていない。
4月には飛練教育は終了し、九三中練を爆撃機として使用する爆撃訓練を開始した。実動40機、搭乗員80名。残りの隊員は陸戦要員として地上戦闘訓練や陣地構築に当たった。
8月の終戦後もインドネシア独立戦争に巻き込まれ、スマラン事件やマガウ基地襲撃で準戦死者14名が出た。
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