磐梯町駅(ばんだいまちえき)は、福島県耶麻郡磐梯町大字磐梯字東松山[2]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)磐越西線の駅である。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を有する地上駅[3]。構内は広く、側線が多数敷設されている。ホームは駅舎や道路より高いところにあり、駅舎との間を地下道が結んでいる。駅舎は木造駅舎で、2010年(平成22年)に改装され[3][7]、大切に使われている。また、改装にあわせて従来の地下道を延長して東側とつなげ東西自由通路を設置した[3][8]。ホーム上の上屋なども木造で、電気設備にがいし引き配線が残るなど古くからの雰囲気をよく残している。
あいづ統括センター(会津若松駅)管理の簡易委託駅で、窓口が設置されている。窓口の営業時間は日中時間帯のみとなっており、営業時間以外の近距離乗車券の購入は現在ではできず、東西自由通路の中央に設置されている乗車駅証明書発券機を使って乗車するようになる。
のりば
かつては猪苗代第二発電所および猪苗代第三発電所建設時に、東京電燈(現・東京電力)の専用軌道である大寺専用鉄道が当駅に接続していた[11]。また、当駅の西側に荷卸場が設置されていた。明治、大正時代は東に延びる形で、列車の暴走を防ぐための避難線(キャッチサイディング)が付けられていた[12]。
-
西口待合室(2022年9月)
-
東口待合室(2022年9月)
-
地下道(2022年9月)
-
乗車駅証明書発行機(2022年9月)
-
ホーム(2022年9月)
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は105人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
駅周辺は磐梯町中心部である。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■磐越西線
- □快速(「あいづ」含む)
- 猪苗代駅 - 磐梯町駅 - 会津若松駅
- □快速(一部列車)・■普通
- 翁島駅 - (更科信号場) - 磐梯町駅 - 東長原駅
脚注
記事本文
利用状況
参考文献
- 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「磐越東線・只見線・磐越東線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第6号、朝日新聞出版、2009年8月16日。
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
磐梯町駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク