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この項目では、日本の愛知県にある石仏駅について説明しています。大韓民国の京畿道にある石仏駅については「石仏駅 (京畿道)」をご覧ください。 |
石仏駅(いしぼとけえき)は、愛知県岩倉市石仏町にある、名古屋鉄道犬山線の駅である。駅番号はIY08。
歴史
駅構造
8両編成対応の相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、駅集中管理システム導入済みの無人駅である。改札口は各ホームの犬山寄りに1箇所ずつ設けられており、各改札口付近に自動券売機(新規manaca通勤定期乗車券及び継続manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる[4])と自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)が1台ずつ設置されている。なお、上下ホーム間へは改札口付近にある跨線橋で繋がっているが、駅構内にエレベーターは設置されていない。当駅付近の線路はほぼ直線で、カーブも緩やかであるため急行以上の列車(6000系を除く)は110km/h程度の速度で通過する。
バリアフリー化工事について、2019年(令和元年)12月20日に名鉄と岩倉市の間で覚書が締結され、2020年(令和2年)に工事が完了した[5]。このバリアフリー工事では、上りホーム側に新たに駅舎(東改札口)が整備され、従前の下りホーム側の駅舎(西改札口)もスロープが設置され、付近のトイレがバリアフリー化された(東改札口側は改札外のロータリーに公衆トイレが整備された)[5]。
配線図
石仏駅 構内配線略図
← 岩倉・ 名古屋方面 |
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→ 犬山・ 新鵜沼方面 |
凡例
出典:[7] |
利用状況
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は3,258人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中132位、犬山線(17駅)中13位であった[8]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は3,141人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中134位、 犬山線(17駅)中13位であった[9]。
- 『いわくらの統計』『移動等円滑化取組報告書』によると、一日平均乗降・乗車人員は下表のとおりである[10][11]。
- 2008年(平成20年)12月27日 - ダイヤ改正に伴い、準急の基本停車駅へ昇格し、準急乗車時の名古屋方面へのアクセス性が向上した。ただし日中の停車本数は改正前と変わらず上下線とも毎時各4本。以降徐々に利用客が増えている。
- 年度別乗降・乗車人員から、定期枚数は360で除し、定期外枚数は365(閏日が含まれる年度は366)で除して一日平均乗降・乗車人員を求めている。
年度別一日平均乗降・乗車人員
年度
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一日平均 乗降人員
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一日平均 乗車人員
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2008年(平成20年)
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3,088 |
1,539
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2009年(平成21年)
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3,111 |
1,552
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2010年(平成22年)
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3,116 |
1,555
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2011年(平成23年)
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3,076 |
1,546
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2012年(平成24年)
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3,182 |
1,602
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2013年(平成25年)
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3,258 |
1,636
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2014年(平成26年)
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3,477 |
1,747
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2015年(平成27年)
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3,631 |
1,826
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2016年(平成28年)
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3,740 |
1,879
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2017年(平成29年)
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3,890 |
1,954
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2018年(平成30年)
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3,966 |
1,993
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2019年(令和元年)
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4,055 |
2,042
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駅周辺
1985年(昭和60年)頃までは農業も行われていたが、1995年(平成7年)までの土地改良工事で住宅地が主になった。駅の北側と西側は一宮市千秋町との市境に近い。
主な施設
バス
かつては駅の西にある名神高速道路上(国道155号と交差する地点)に岩倉バスストップがあったが、廃止された。
- i-バス(千秋ふれあいバス)「加納南」バス停(駅から徒歩で約5分)
隣の駅
- 名古屋鉄道
- IY 犬山線
- □ミュースカイ・□快速特急・■特急・□快速急行・■急行
- 通過
- ■準急・■普通
- 岩倉駅(IY07) - 石仏駅(IY08) - 布袋駅(IY09)
脚注
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1050頁。
- ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、257頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ 太田貴之「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、44頁。
- ^ “名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年9月27日閲覧。
- ^ a b 岩倉市議会定例会、2020年3月2日
- ^ a b “石仏(IY08)(いしぼとけ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ いわくらの統計 - 岩倉市
- ^ “令和元年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
石仏駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク