燕趙園(えんちょうえん)は、鳥取県東伯郡湯梨浜町の東郷温泉にあるテーマパーク。中国の皇家園林(皇帝所有の庭園)をテーマとするもので、日本最大の中国庭園である。この施設の一部で運営されている道の駅燕趙園(みちのえき えんちょうえん)についても本項で述べる。
友好州(姉妹都市)である鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして、1995年(平成7年)に鳥取県が25億円をかけて建設した。庭園名は河北省にあった古代の国、燕と趙に因む。山陰八景のひとつ東郷池(東郷湖)の南に立地し、東郷池(東郷湖)を借景として取り込んだ、総面積10,000m²の皇家園林方式の中国庭園である。
園内の建物は中国・河北省の技師が設計したものである。河北省の職人が中国の資材を用いて仮組した建物をいったん解体して日本に運び入れ、河北省の技師の監督の下で組み立てた。
しかし、輸入した中国製の素焼き瓦は焼きが甘く、冬場に凍って膨張するなどして破損が相次ぎ、全施設に渡って幾度となく改修を余儀なくされた[1][2]。2001年度から数億円をかけ、門や回廊など主要な建物の屋根を国産瓦でふき替え、2006年度からは売店やあずま屋など補助建屋の屋根にも着手して約8300万円を投入、さらに2010年にはトイレの屋根修理に5700万円以上がかかることが論議となり、「常識外れ」「無駄遣い」と批判された[3]。
2011年4月23日に飲食店・売店周辺区域が道の駅燕趙園として供用を開始した[4]。
燕趙園の西に配された無料公開ゾーンで、グランドオープンは1998年。
道の駅燕趙園(みちのえき えんちょうえん)は、鳥取県東伯郡湯梨浜町にある鳥取県道22号倉吉青谷線の道の駅である。
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