湯ノ湖
湯ノ湖(ゆのこ)は、栃木県日光市の西部にある湖。北東にある三岳火山の噴火によってつくられた堰止湖である[1]。標高1,478m[1]。 概要日光白根山からの水に加え、湖畔にある日光湯元温泉からの湯が流れ込んでいる。温泉成分や山からの砂などで水深が浅くなり、湿地化する危機にあったが、1992年から浚渫工事が行われ[2]、危機を乗り越えた。温泉の湯が流れ込んでいるものの、水深が浅いため冬季には全面結氷することもある。 2005年に戦場ヶ原、小田代ヶ原などと共にラムサール条約湿地に登録された[3]。 地理周囲は約3kmで、ハイキングコースも整備されており約1時間で一周できる[1]。 兎島(うさぎじま)は湯ノ湖の唯一の半島で、ウサギの耳に似ていることから名付けられたと言われている。その付け根には兎島湿原がある[1]。 湖の南端の湯滝上(ゆたきうえ)には湯滝があり、戦場ヶ原方面へのハイキングコースの起点となっている[1]。 利用毎年2月頃に海上保安庁の特殊救難隊が、氷結した海面での海難事故を想定した訓練を実施している[4]。 ギャラリー交通アクセス出典
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