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静岡鉄道の駅については「新清水駅」をご覧ください。 |
清水駅(しみずえき)は、静岡県静岡市清水区真砂町(まさごちょう)にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線の駅である。駅番号はCA14。
運行形態の詳細は「東海道線 (静岡地区)」を参照。
概要
旧・清水市の中心駅で、現在は清水区の中心駅となっているが、2018年度の乗降人員は草薙駅よりも少ない。事務管コードは、▲520113[4]。
身延線経由で甲府駅方面に向かう特急「ふじかわ」が停車する。また廃止された「(ワイドビュー)東海」も停車していた。1986年までは大垣夜行(上りのみ)が深夜に停車していた。
かつては清水港線が分岐していたが、1984年に廃止された。
歴史
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅。ホームに接する線路が本線で、その両側にホームのない副本線(待避線)がある。上り副本線側に保線基地、下り副本線側に保線車両の車庫が設置されている。構内の東西を結ぶ自由通路に接して橋上駅舎を備える。
駅長・駅員配置駅(直営駅)である。管理駅として、興津駅・草薙駅を管理している。駅舎内にはJR全線きっぷうりばや自動改札機、自動券売機などがある。
(ワイドビュー)東海や15両以上の列車が停車した時用に、ホーム上の階段裏側に電子電鈴が
設置され、車掌に対し乗降終了合図が出せるようになっていたが、現在は撤去されている。
のりば
(出典:JR東海:駅構内図)
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改札口(2022年7月)
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JR全線きっぷうりば(2022年7月)
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ホーム(2022年7月)
貨物取扱
かつて当駅では貨物の取り扱いがあり、2002年まで日本貨物鉄道(JR貨物)の駅だった。晩年は車扱貨物のみの取り扱いで、最後まで行われていたのは武田薬品工業の化学薬品の取り扱いで、新南陽駅から輸送されたポリプロピレングリコール(PPG) を当駅でタンクローリーに詰め替えていた。
2001年(平成13年)6月末まで、現在も駅北東にある東燃ゼネラル石油(現・ENEOS)清水油槽所の荷役設備へ専用線が続いており、潤滑油発送が行われていた。晩年の発送先は汐見町駅や安善駅であった。1980年代までは駅南東にある豊年製油静岡工場(現・J-オイルミルズ静岡事業所)へ続く専用線もあり、接着剤などの発送が行われていた。
国鉄分割民営化前には、駅舎北に複数の有蓋車用貨物ホームが、駅東南(現在の清水テルサ付近)に1面1線のコンテナホームがあったが、1984年(昭和59年)1月に東静岡駅に集約され、廃止された。現在コンテナホーム跡は保線車両の留置線及び資材積み込み所となっている。
利用状況
「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員は8,099人である[# 1]。
1993年度(平成5年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移
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年度
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1日平均 乗車人員
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出典
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1993年(平成05年)
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14,085
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[# 2]
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1994年(平成06年)
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13,357
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[# 3]
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1995年(平成07年)
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13,170
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[# 4]
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1996年(平成08年)
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13,078
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[# 5]
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1997年(平成09年)
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12,529
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[# 6]
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1998年(平成10年)
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12,227
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[# 7]
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1999年(平成11年)
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11,855
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[# 8]
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2000年(平成12年)
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11,699
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[# 9]
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2001年(平成13年)
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11,663
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[# 10]
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2002年(平成14年)
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11,251
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[# 11]
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2003年(平成15年)
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11,352
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[# 12]
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2004年(平成16年)
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11,271
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[# 13]
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2005年(平成17年)
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11,278
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[# 14]
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2006年(平成18年)
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11,272
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[# 15]
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2007年(平成19年)
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11,329
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[# 16]
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2008年(平成20年)
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11,374
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[# 17]
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2009年(平成21年)
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11,049
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[# 18]
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2010年(平成22年)
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11,001
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[# 19]
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2011年(平成23年)
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10,822
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[# 20]
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2012年(平成24年)
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10,984
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[# 21]
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2013年(平成25年)
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11,214
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[# 22]
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2014年(平成26年)
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10,908
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[# 23]
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2015年(平成27年)
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10,857
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[# 24]
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2016年(平成28年)
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10,705
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[# 25]
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2017年(平成29年)
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10,652
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[# 26]
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2018年(平成30年)
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10,504
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[# 27]
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2019年(令和元年)
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10,332
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[# 28]
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2020年(令和02年)
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7,695
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[# 1]
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2021年(令和03年)
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8,099
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駅周辺
西口(江尻口)
東口(みなと口)
バス路線
区内のバス交通はしずてつジャストラインが運行している。路線名の前の数字は幕番号(行先番号)である。
その他
- 開業時の「江尻駅」は、現在の駅よりも若干静岡寄りに位置していたが、後に移転する。現在の位置は二代目となる。(かつて江尻駅の存在した地点には現在『波止場踏切』が存在する。)
- 西口側の国道1号上には、1975年3月まで静岡鉄道清水市内線の停留所があった(厳密には前年7月の七夕豪雨以後は路線自体が休止している)。
- かつては、清水港線廃止と引き替えに新設された南口改札口があった。朝夕のラッシュ時に使用され、清水港線廃止代替バスの乗換え口ともなっていたが、橋上駅舎の落成に伴い廃止され、跡地も区画整理によって消滅し現存しない。
- 清水港線ホームは東海道本線のホームより南側に大きく離れた場所に立地していた。ホームは対向式一面一線で、清水港線を利用するためには東海道本線のホームを通って、長い通路を渡って清水港線ホームに行く必要があった。清水港線の廃止後、ホーム跡は貨物ヤード共々区画整理され、住宅地となっている。
- エスパルスドリームプラザのシャトルバス乗り場がルート変更によって西口から東口に改められている。以前は駅西口のロータリーの一角、清水駅前銀座商店街のアーケードの入口近くに乗り場があった。
隣の駅
※特急「ふじかわ」の隣の停車駅はふじかわ (列車)を、「ホームライナー沼津」「ホームライナー静岡」「ホームライナー浜松」の隣の停車駅は東海道線 (静岡地区)を、それぞれ参照のこと。
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 東海道本線
- 興津駅 (CA13) - 清水駅 (CA14) - 草薙駅 (CA15)
- 清水駅から2.3 km興津寄りには、1926年 - 1964年の間に海水浴シーズンの臨時駅として、袖師駅が設けられていた。
かつて存在した路線
- 日本国有鉄道
- 清水港線
- 清水駅 - (貨)清水港駅 - 清水埠頭駅
- 静岡鉄道
- 清水市内線
- 仲浜町駅 - 清水駅前駅 - 辻町駅
脚注
記事本文
注釈
- ^ a b 駅構内の案内表記。これらはJR東海公式サイトの 各駅の時刻表 で参照可能(駅掲示用時刻表のPDFが使われているため。2015年1月現在)。
出典
利用状況
- 静岡県統計年鑑
関連項目
外部リンク
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貨物支線(廃線) | |
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