永明寺古墳
永明寺古墳(ようめいじこふん)は、埼玉県羽生市の村君古墳群内にある前方後円墳である。埼玉県指定史跡に指定されている。 概要
埼玉県下で10番目の大きさの前方後円墳。真言宗豊山派・永明寺の境内にあり、前方部に文殊堂、後円部に薬師堂が祀られている。1931年(昭和6年)に薬師堂の床下を発掘調査、緑泥片岩等を用いた石室から衝角付冑、挂甲小札、直刀片、鏃、金製耳環などが出土した。これらの副葬品は2011年(平成23年)3月18日付けで羽生市有形文化財(考古資料)に指定された。埼玉県立歴史と民俗の博物館に一部が展示されている。6世紀初頭の築造と考えられている。 1961年(昭和36年)11月6日に羽生市指定史跡に指定された。 1976年(昭和51年)10月1日には埼玉県選定重要遺跡に選定された。 2003年(平成15年)3月27日に埼玉県指定史跡となる[1]。 脚注参考文献
関連項目外部リンク
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