『武田信玄』(たけだしんげん)は、1966年7月2日から1967年3月25日までよみうりテレビ制作・日本テレビ系列の土曜19時00分 - 19時30分(JST)に放送された時代劇である。全39回。大塚製薬の一社提供番組。
概要
後半生の信玄像ではなく、甲信越の小国・甲斐に生まれ、「甲州のトラ」と呼ばれていた青春時代にスポットをあてた作品[1]。
第6話からは、かつて武田氏によって滅亡させられた栗原一族の生き残りである栗原蚊竜軒と妹千草の兄妹が登場。天津敏演じる妖術使いである蚊竜軒の妖術が毎回登場するなど娯楽性が強調されるようになった[2]。
出演者
スタッフ
主題歌・挿入歌
- 主題歌
- 挿入歌
放送日程
サブタイトル参考:『読売新聞』・『毎日新聞』各縮刷版1966年7月号 - 1967年3月号のラジオ・テレビ欄から。
話数 |
放送日 |
サブタイトル
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1966年
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1 |
7月2日 |
若い虎
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2 |
7月9日 |
戦国の花
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3 |
7月16日 |
星に誓う
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4 |
7月23日 |
俺の手に旗を
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5 |
7月30日 |
陽に向うもの
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6 |
8月6日 |
妖術 変幻稲妻くずし
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7 |
8月13日 |
妖術 木の葉返し
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8 |
8月20日 |
妖術 血狂いの刃
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9 |
8月27日 |
妖術 人馬まぼろし落し
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10 |
9月3日 |
妖術 呪いの影法師
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11 |
9月10日 |
妖術 蜘蛛の糸
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12 |
9月17日 |
妖術 座頭変化
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13 |
9月24日 |
妖術 眼光乱し
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14 |
10月1日 |
妖術 霧中殺剣
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15 |
10月8日 |
妖術 火焔棒
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16 |
10月15日 |
妖術 水くる魔
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17 |
10月22日 |
妖術 殺光あびせ倒し
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18 |
10月29日 |
妖術 人魂がえし
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19 |
11月5日 |
富士山の妖鬼
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20 |
11月12日 |
謎のかくし湯
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21 |
11月19日 |
魔の谷
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22 |
11月26日 |
鬼伏せ館
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23 |
12月3日 |
恐怖の氷穴
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24 |
12月10日 |
富士の竜虎
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25 |
12月17日 |
越後の牙
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26 |
12月24日 |
奇襲逢魔ヶ原
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27 |
12月31日 |
電撃殺法
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1967年
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28 |
1月7日 |
地獄の挑戦
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29 |
1月14日 |
黒姫山の竜神
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30 |
1月21日 |
悪を斬る秘剣
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31 |
1月28日 |
決闘つむじ風
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32 |
2月4日 |
花玄の秘太刀
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33 |
2月11日 |
必殺無情
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34 |
2月18日 |
妖魔天下を狙う
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35 |
2月25日 |
三匹の魔女
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36 |
3月4日 |
魔の血文字槍
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37 |
3月11日 |
殺し屋は仏の顔
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38 |
3月18日 |
最後の必殺剣
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39 |
3月25日 |
決戦川中島
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放送局
脚注
- ^ 『読売新聞』1966年7月2日付朝刊7面テレビ欄、本作紹介より。
- ^ 『福島民友』1966年8月9日付朝刊、10面。
- ^ a b c 『河北新報』1966年10月1日 - 10月29日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b 『福島民報』1966年7月2日 - 1967年3月25日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b 『福島民報』1966年7月9日 - 1967年4月1日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b c 『北日本新聞』1967年1月7日付朝刊テレビ欄より。
- ^ 『北國新聞』1966年10月8日付朝刊、テレビ欄。