倉岡 伸太朗(くらおか しんたろう、1941年5月16日[1] - )は、日本の元俳優。兵庫県神戸市出身[1]。旧芸名:倉丘伸太郎[1]。
来歴
兵庫県立兵庫高等学校在学中の1959年に東映ニューフェイスの第6期生に合格[1]、高校を中退して役者となる。1963年4月、日本電波映画に入社[1]。同年10月から放送されたテレビドラマ『姿三四郎』の三四郎役で人気を博し、以降柔道モノのドラマに相次いで出演する。その人気は高く、1965年度のブロマイド売上男性俳優部門で2位となっている。1970年代半ば頃に芸名を「倉丘伸太郎」から「倉岡伸太朗」に改名した。1970年代以降はテレビ時代劇へのゲスト出演が主となり、1981年の映画出演を最後に芸能界を引退する。1999年頃には名古屋でメンバーズクラブを経営していた。
出演作品
映画
- 右門捕物帖 地獄の風車(1960年3月1日、東映) - 春吉
- 次郎長血笑記 殴り込み道中(1960年3月8日、東映) - 虎造
- 御存じ いれずみ判官(1960年3月15日、東映) - 相良又之丞
- 蛇神魔殿(1960年4月12日、東映) - 長松
- 次郎長血笑記 富士見峠の対決(1960年8月28日、東映) - 丁松
- 次郎長血笑記 殴り込み荒神山(1960年9月13日、東映) - 丁松
- 新諸国物語 黄金孔雀城 (1961年3月28日、東映) - 町人
- 吸血死美人彫り(1961年5月28日、東映) - 黒塚主馬
- 幽霊五十三次(1961年7月1日、東映) - 半公
- 幽霊島の掟(1961年8月13日、東映) - 三吉
- 胡蝶かげろう剣(1962年7月1日、東映) - 芳松
- いも侍 抜打ち御免(1965年1月15日、松竹)
- 「明治の風雪」より 柔旋風(1965年3月31日、松竹) - 戸田雄二郎
- 続・柔旋風 四天王誕生(1965年10月16日、松竹)
- 暴力の港 虎と狼(1965年10月30日、松竹)
- 怒濤の対決(1965年12月18日、松竹)
- 天下の快男児(1966年4月29日、松竹)
- ド根性大将(1966年6月2日、松竹) - 利根仙吉
- 炎のごとく(1981年5月9日、東宝) - 田中新兵衛
テレビドラマ
- 軍兵衛目安箱 (1971年、NETテレビ / 東映)- 三浦和馬
- 笹沢佐保 峠シリーズ 第3話「暮坂峠への疾走」(1972年 / TBS)
- 大岡越前 第3部 第22話「血塗られた密書」(1972年、TBS / C.A.L)- 大岡忠光
- 特別機動捜査隊 (1973年、NET / 東映)- 倉岡刑事
- 非情のライセンス(NET / 東映)
- 第1シリーズ 第40話「兇悪の望郷」(1974年)- 須藤
- 第2シリーズ
- 第38話「やさしい兇悪」(1975年)- 船員
- 第45話 「洞爺湖に散った兇悪」(1975年)- フロント係
- 第48話「兇悪なすずらんの女」(1975年)- 倉持浩一
- プレイガール 第263話「おんせん芸者大学」(1974年、12ch / 東映)- 南条伸夫
- 運命峠 第5話「華麗なる非情剣」(1974年、KTV / 東映)- 荒木丑之助
- どてらい男(1975年 - 1976年、フジテレビジョン)- 大野敏夫
- 遠山の金さん (杉良太郎版)
- 第23話「悪夢を吹きはらえ!!」(1976年、NET / 東映)- 新太郎
- 第50話「血染めの姉妹簪」(1976年、NET / 東映)- 宮寺玄州
- 影同心II 第23話「一殺多生政商を斬る!!」(1976年、毎日放送 / 東映)
- 桃太郎侍 (日本テレビ放送網 / 東映)
- 第2話「夢を集めて食う男」(1976年)- 中村時之助
- 第32話「幼なじみにご用心!」(1977年)- 久蔵
- あかんたれ (1977年、東海テレビ放送 / 東宝テレビ部)- 音松
- 伝七捕物帳 第145話「下町情話板前仁義」(1977年、NTV / ユニオン映画)- 猪太郎
- 吉宗評判記 暴れん坊将軍(テレビ朝日 / 東映)
- 第11話「日本一の木遣唄」(1978年)- 鶴吉
- 第53話「からくち一番!母子酒」(1979年) - 長吉
バラエティ
ディスコグラフィ
シングル
- 北風の夜 (c/w 花の対抗試合) (1964年、ビクターレコード)
脚注