武庫大橋(むこおおはし)は、国道2号上にある武庫川に架かる橋である。日本百名橋に選ばれ、土木学会選奨土木遺産にも認定された。
概要
増田淳の指導のもと、1925年8月から1年4か月をかけて完成し、かつては路面電車の阪神国道線も併設されていた。橋の中央部にバルコニーがあり、高欄は北木石でつくられている。1993年には改修が施された。2006年に土木学会選奨土木遺産に選ばれる[1]。
なお、武庫川に架かる橋で本橋と名称の類似したものとしては、兵庫県三田市に所在する「武庫川大橋」がある。
歴史
今日の武庫大橋の下流には中国街道の武庫川渡し、上流には西国街道の髭の渡しがあったとされる。1885年から1909年の間に、武庫川橋(現・国道43号)が架けられた後、増大する交通量に対処するため、大阪府と兵庫県が新しい道路建設に着手(1920年)。その一環として武庫大橋が計画された。武庫大橋が完成した翌年に、道路が竣工(1927年)した。
脚注
参考文献
松村博『日本百名橋』鹿島出版会
関連項目
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道路名・愛称 | |
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