『歌姫』(うたひめ)は、サタケミキオ(宅間孝行)による戯曲。サタケ主宰の劇団「東京セレソンデラックス」によりサタケの演出で2004年に初演、2007年に再演され、宅間孝行名義で幻冬舎から2012年9月27日に刊行された戯曲集『純愛戯曲集』に収録された。
2014年に「劇団EXILE」により上演、2016年に宅間主宰の「TAKUMA FESTIVAL JAPAN(タクフェス)」によりタクフェス第4弾公演として上演された。
また、2007年にTBS系「金曜ドラマ」枠にてサタケの脚本により長瀬智也主演でテレビドラマ化されている。
現代の土佐清水において、映画館オリオン座は閉館を迎えていた。戦後間もない頃、オリオン座には、住み込みの映画技師が働くようになるが、彼は戦前の記憶を失っていた。青年と出会った時には子供だった映画館の娘は、10年後には年頃になりその青年に好意をいだくようになっていた。そして、街の人はこの二人の恋が成就することを願っていた。青年が娘の好意を受け止めようと思い始めていたある日、一人の女がこの街を訪れる。
TBS系列の金曜ドラマ枠にて2007年10月12日から12月21日まで毎週金曜日の22:00-22:54(JST、初回は15分拡大)に放送された。全11回。
基本的に話の筋は舞台版と同じであるが、岸田家のホームドラマとしての色彩が強く打ち出されており、コメディー的要素が増強されている。なお、ドラマ独自のエピソードも挿入されている。
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