橋本 福夫(はしもと ふくお、1906年3月4日 - 1987年1月13日)は、日本のアメリカ文学者、翻訳家。
来歴
兵庫県宍粟郡(現・宍粟市)出身。実家は田路家だが、直ぐに叔母の橋本家へ養子に出る。1930年、同志社大学英文科卒。パン屋、英語教師等の職を転々とし、戦後長野県追分にコミューンを建てる。1951年東邦大学講師、1953年聖書学園短期大学助教授、1954年専修大学商経学部専任講師、1956年助教授、1960年青山学院大学文学部第二部専任講師、1963年助教授、1966年教授。1976年定年退職。
人物
著書
- 『黒人文学の世界』(未來社) 1967
- 『橋本福夫著作集』全3巻(早川書房) 1989
- 1) 創作、エッセイ、日記、略年譜
- 2) 黒人文学論
- 3) 英米文学論
編著
翻訳
イーデン・フィルポッツ
- 『赤毛のレドメイン家』(イーデン・フィルポッツ、新潮社) 1956、新潮文庫 1958
- 『闇からの声』(イーデン・フィルポッツ、創元推理文庫) 1963
- 『灰色の部屋』(イーデン・フィルポッツ、創元推理文庫) 1977、新版 2016
- 『溺死人』(イーデン・フィルポッツ、創元推理文庫) 1984
アガサ・クリスティ
脚注