根岸 孝旨(ねぎし たかむね、1961年9月28日 - )は、日本のベーシスト、アレンジャー、音楽プロデューサー[1]。埼玉県出身[2]。
人物
CoccoやGRAPEVINE、くるり、aiko、つじあやの、中島美嘉、木村カエラ、一青窈、miwaなどの作品を数曲プロデュースした経験を持つ音楽プロデューサー[2][3]。Dr.StrangeLove、JUNK FUNK PUNK、kōkuaでバンド活動を展開する一方、ベーシストとしていきものがかり、サザンオールスターズ、奥田民生、吉井和哉、藤井フミヤなどのレコーディングやライブをサポートしていた[2][3]。
略歴
学生時代より音楽活動を始める。大学1年のときに小田原豊らとザ・フーを模倣したバンド[注 1]でコンテストに出場し、準優勝。大学3年から4年にかけて太田裕美のバックバンドに参加。またファンキー末吉と知り合ったことで爆風スランプの前身の爆風銃のローディーをやったり、YENレーベル[注 2]でアルバイトをしたことでゲルニカやタンゴ・ヨーロッパ、YMOのレコーディングなどのスタジオ作業に参加したりするようになり、音楽の仕事に関わるようになる。[1][2]
1989年、古田たかし、長田進とDr.Strange Loveを結成。この3人で色々な仕事をこなす中で藤井フミヤのツアーなどが評判を呼び、奥田民生に声を掛けられる。その後、Dr.Strange Loveで奥田民生のサポートを10年間務める。[1][2]
1991年から1993年末まで、小林武史の紹介でサザンオールスターズのレコーディングに参加したことをきっかけに、病気療養中のメンバー関口和之の代役としてライブにも参加する。[1][2]
1997年、Dr.Strange Loveでメジャーデビューを果たす[1]。同年、Coccoのプロデュースを始める。
主な仕事
楽曲提供
編曲・プロデュース
サポート
レコーディング
主な参加ツアー
所属グループ
- POW!
- 1982年に平井豊(Guitar)、根岸孝旨(Bass)、小田原豊(Drums)の3人で結成したロックバンド[注 4]。
- SENSE OF WONDER
- キーボード奏者で日本のプログレッシブ・ロックの第一人者でもある難波弘之が結成したバンド[4]。1989年に加入。
- Dr.StrangeLove
- 長田進(Guitar/Vocal)、根岸孝旨(Bass/Vocal)、あらきゆうこ(Drums/Vocal)による音楽ユニット。古田たかし(Drums/Vocal)は元メンバー。
- kōkua
- メンバーはスガシカオ(Vocal)、武部聡志(Keyboard)、小倉博和(Guitar)、根岸孝旨(Bass)、屋敷豪太(Drums)[5]。
- JUNK FUNK PUNK
- 岸利至(Synthesizer/Programming/Vocoder/Voice)、根岸孝旨(Bass/Vocal)、西川進(Guitars/E.Sitar/Cho)によるバンド。
- Ninth Innocence
- 鈴木結女(Vo)、高橋圭一(Gt/ アレンジャー/ サウンドプロデューサー)、根岸孝旨(Ba)、白井アキト(Key)、山本真央樹(Dr)からなるバンド[6]。2016年結成[7]。
脚注
注釈
出典
外部リンク