松代駅(まつしろえき)は、長野県長野市松代町松代にあった長野電鉄屋代線の駅(廃駅)である[1]。駅番号はY6。
路線が廃止となった後も、駅舎やホーム等の設備は残され観光案内所やバスの待合所として利用されている。線路は撤去され旧駅構内は松代城公園の駐車場として利用されている。以下、駅に関する記述はいずれも鉄道駅としての営業当時のものである。
歴史
駅構造
単式・島式の複合2面3線のホームと留置線を有する地上駅[1]。有人駅であった[1](駅員配置時間は7:00-21:00)。戦時中は不要不急線として休止される予定だったが、松代大本営建設のために休止は返上され、貨物輸送に利用された。留置線はその際に敷設されたもの。なお駅員に申請すれば、レンタサイクルを利用することが可能になっていた(17:00まで)。
のりば
番線 |
路線 |
方向 |
行先 |
備考
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1
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■屋代線
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上り
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綿内・屋代方面
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早朝・深夜の当駅始発のみ
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下り
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信濃川田・須坂方面
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2
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上り
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綿内・屋代方面
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3
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下り
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信濃川田・須坂方面
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- 付記事項
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駅舎内部(2004年2月、改札口付近)
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ホーム(2004年2月)
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構内(2012年3月)
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駅舎(2017年8月、路線廃止後)
利用状況
年間乗車人数及び1日あたり乗車人員は次のとおりであった[2]。
- 2006年度 107,648人 : 295人/日
- 2007年度 106,221人 : 290人/日
- 2008年度 110,009人 : 301人/日
- 2009年度 105,466人 : 289人/日
- 2010年度 121,696人 : 333人/日
駅周辺
廃止後
駅の設備は屋代線廃止から1年ほど残ったが、以降は駅舎と駅舎側ホームを除いて全て解体・更地化されたのち松代城など観光用駐車場に転用された。
さらに近くで三日月池の復元工事も行われている。
また、2022年から2023年の間に駅前にある松の木が枯れ、その後伐採された。
代替バスは旧駅前に発着しているほか、屋代線廃止以前からアルピコ交通による松代地区と長野市街地を結ぶバスの設定もある。
バス路線
駅前にアルピコ交通(長野支社)・長電バス・長野市乗合タクシー・ぐるりん号の松代駅停留所がある。
- アルピコ交通
- 長電バス
- 屋代線代替バス 須坂駅 - 井上 - 若穂病院 - 川田駅 - 松代駅 - 岩野 - 屋代駅
- 長野市乗合タクシー
- 松代ぐるりん号
隣の駅
- 長野電鉄
- ■屋代線
- 象山口駅 (Y5) - 松代駅 (Y6) - 金井山駅 (Y7)
脚注
関連項目
ウィキメディア・コモンズには、
松代駅に関連するカテゴリがあります。
外部リンク