曾根駐屯地(そねちゅうとんち、JGSDF Camp Sone)は、かつて福岡県北九州市小倉南区にあった陸上自衛隊の駐屯地。
所在地
福岡県北九州市小倉南区下吉田1丁目1−1
概要
第11普通科連隊第2大隊・第17普通科連隊第2大隊・第4管区隊偵察中隊等が駐屯していた。小倉駐屯地曾根分屯地を経て、現在は小倉駐屯地の曽根訓練場として供用されている。
曾根駐屯地の立地は戦前、大日本帝国陸軍の東京第二陸軍造兵廠曾根製造所として使用されており、大久野島で造られた毒ガスが運ばれここで砲弾に詰めた[1]。曾根製造所の遺構は敷地内に残されている[1]。
沿革
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警察予備隊
- 1950年(昭和25年)12月5日:東京第二陸軍造兵廠曾根製造所跡に警察予備隊曾根訓練所が開設[2]。
- 1951年(昭和26年)5月1日:第4管区隊が編成完結。
- 曾根部隊を母体として第11連隊第2大隊が編成[2]、第2大隊長が駐屯地部隊長に職務指定。
- 第4管区隊隷下の第4衛生大隊、第4武器中隊、第4偵察中隊が駐屯[2]。
- 曾根管理補給部隊が発足。
- 第905輸送車両中隊が新編。
- 1952年(昭和27年)
陸上自衛隊曾根駐屯地
陸上自衛隊曾根分屯地
陸上自衛隊曽根訓練場
かつての駐屯部隊
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- 第4管区隊偵察中隊:1951年に福岡駐屯地に移駐。その後、第4偵察隊を経て現・第4偵察戦闘大隊。
- 第4管区隊衛生大隊:衛生大隊は中津駐屯地へ移駐。
- 第4管区隊武器中隊:武器中隊は福岡駐屯地へ移駐。
- 第11連隊第2大隊→第11普通科連隊第2大隊:北海道移駐後の1961年に普通科連隊の再編の際に廃止、要員は11普連および新設の第23普通科連隊・第24普通科連隊に分散された。
- 第17普通科連隊第2大隊:1962年7月に別府駐屯地に移駐→8月15日、第2大隊を母体に第41普通科連隊が新編。
最寄の幹線交通
出典
陸上自衛隊 Japan Ground Self-Defense Force |
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