座標: 北緯33度31分57秒 東経130度27分55秒 / 北緯33.53250度 東経130.46528度 / 33.53250; 130.46528
春日基地(かすがきち、JASDF Kasuga Air Base)は、福岡県春日市原町3-1-1に所在し、西部航空方面隊司令部等が配置されている航空自衛隊の基地である。
概要
中国(山陽、山陰)・四国・九州の防空を任務とする西部航空方面隊司令部等が所在する北地区(きたちく)、防空指令所(春日DC)の所在する南地区(みなみちく)、飛行部隊の所在する飛行場地区(ひこうじょうちく)の3地区から構成される。春日基地自体は飛行場を備えていないが、近隣にある福岡空港の一角に飛行場地区があり、航空部隊はこちらに分屯している。
基地司令は、西部航空警戒管制団司令が兼務。開庁記念行事は毎年11月上旬に開催される(戦闘機の飛行は行われない)。
歴史
配置部隊
- 西部航空方面隊隷下
- 航空総隊隷下
- 航空支援集団隷下
- 作戦情報隊隷下
- 防衛大臣直轄
- 補給本部隷下
配備航空機
その他
敷地内にはF-86F、F-104J、F-1 支援戦闘機などの退役装備品が展示されている(かつてはT-33Aも展示されていたが、2000年代に入り撤去されている)。
- 展示機のうちF-1 支援戦闘機は県道31号線(春日大通り)より基地の敷地外から眺めることができる。
基地内には飛鳥時代に整備された古代道路である「古代官道」の遺構が現在でも残されており、学術調査も行われている。NHKで放映された『古代史スペシャル 古代日本のハイウエー ~1300年前の“列島改造”~』(2009年10月12日放送)内において当基地の遺構も紹介され、基地所属の高所作業車が取材に協力した(番組内にも登場している)。
ロイヤルホスト創業者の江頭匡一はアメリカ軍が接収していた春日原ベース時代にPX(売店)の指定商人から飲食業をスタートした[1]。
脚注
関連項目
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、
春日基地に関連するメディアがあります。
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