『日蓮』(にちれん)は、日蓮の生涯を描いた1979年の日本映画。
概要
大映社長時代に『日蓮と蒙古大襲来』(1958年、大映京都)を製作した永田雅一が、再び日蓮を題材に製作したスペクタクル時代劇大作である。なお元寇のシーンには『日蓮と蒙古大襲来』の特撮シーンが一部流用された。日蓮宗の熱心な信者としても知られる永田が、当時で1000万人といわれた日蓮宗信者の団体動員を充てこみ製作した[2]。配給は東映と交渉したが松竹になった[2]。
なお同時期に松方弘樹主演で自伝映画を作ろうとしていた映画好きな笹川良一がスポンサーになって[2]、製作費18億円を投入して、同じ日蓮を扱う『日蓮と南無妙法蓮華経』というタイトルの映画が製作発表まで行われたが製作されなかった[2]。鎌倉芸林プロダクション、工藤栄一監督を予定し、出演俳優には高額のギャラが噂されていた[2]。
あらすじ
キャスト
スタッフ
DVD
脚注
関連項目
外部リンク