新潟山形南部連絡道路(にいがたやまがたなんぶれんらくどうろ)は、新潟県村上市を起点に山形県東置賜郡高畠町に至る、延長約80 kmの地域高規格道路である。
山間部を経由する国道113号は、現在新潟・山形・仙台を結ぶ最短経路であるが、災害発生の危険箇所が多いうえ冬期に交通機能が著しく低下するにも関わらず他に代替路が存在しないことから問題を指摘され、それを解消する目的で[1]バイパス的役割を持つ本道路が計画された。
1994年(平成6年)12月16日に計画路線に指定[2]され、現在は、荒川胎内IC - 十文字交差点間の荒川道路、長井市大字今泉 - 南陽市大字竹原間の梨郷道路、南陽市大字竹原 - 南陽高畠IC間の赤湯バイパスが供用されており、鷹ノ巣道路と小国道路の区間において事業中である。
現在のところ、案内標識上では新潟山形南部連絡道路の名称は使用されていない。
小国道路は2019年度新規採択[5]。総事業費約350億円のうち国が3分の2、新潟、山形の両県が3分の1を負担する[5]。一部現道活用案や小国市街地近傍を経由せず直行する案など複数の案が比較検討されたが、市街地近傍経由で全線新設の案が採用された[6][7]。
新潟市(中央区 - 東区 - 北区) - 北蒲原郡聖籠町 - 新発田市 - 胎内市 - 村上市 - 岩船郡関川村
西置賜郡小国町 - 西置賜郡飯豊町 - 東置賜郡川西町 - 長井市 - 東置賜郡川西町 - 南陽市 - 東置賜郡高畠町
刈田郡七ヶ宿町 - 白石市 - 角田市 - 伊具郡丸森町
相馬郡新地町 - 相馬市
東港線 - 横土居 - 乙 - 関川 - 添川 - 二井宿 - 苗振 - 舘矢間 - 相馬
新潟山形南部連絡道路(荒川道路・鷹ノ巣道路・小国道路・梨郷道路・赤湯バイパス)
東港線(ボトナム通り) - 新潟飛行場道路(空港通り) - 日本海夕日ライン - 羽州街道(七ヶ宿街道)
関川 - 白い森おぐに - いいで - たかはた - 七ヶ宿
ござれや阿賀橋 - 次第浜橋 - 横根トンネル - 幸来橋
宇津峠 - 二井宿峠 - 大沢峠
国道399号
米坂線 - 山形鉄道フラワー長井線
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