文 亨進(ムン・ヒョンジン、ム・ニョンジン、朝鮮語: 문형진、英語: Moon Hyung-jin 別名 Sean Moon、1979年9月26日 - )は、韓国系のアメリカ人宗教家。
世界平和統一家庭連合の教祖文鮮明と韓鶴子の7男。教団を脱会し、2015年1月に「世界平和統一聖殿」を設立した[1]。
アメリカ合衆国ニューヨーク州ウェストチェスター生まれ。統一教会の文鮮明と韓鶴子は14人の子供を持ったが、息子の中では末っ子である。事業など様々な面に携わる他の兄弟とは異なり、父親の後を引き継ぎ、唯一信徒を指導する牧会者として活動してきた[2]。「ハーバード大学で哲学と神学を学んだ」とされていたが、後に学歴詐称が発覚した。在学していたと自称していた学生時代には仏教に傾倒して髪を剃り、僧服を着用していた[3][2]。超宗教的な活動にも積極的で、チベット仏教の最高指導者、ダライラマ、韓国最大の仏教宗派、曹渓宗(チョゲチョン)の前総務院長である法藏(ポブジャン)など面会している[2]。 18歳で結婚し、5人の子供がいる。
2008年4月、統一教会の公式発表により宗教分野の後継者とされた[4]。
2012年9月3日に文鮮明が死去すると、その後統一教会とは活動を別にし、2015年1月に「世界平和統一聖殿」を設立した[1][5]。
2018年1月、アラバマ州にある南部貧困法律センターは、文亨進を「反LGBTのカルトリーダー」と表現した[6]。
世界平和統一聖殿は自動小銃「AR-15」を重要視する事でも知られ[7][8]、2021年アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件にも参加した[9][10]。
世界基督教統一神霊協会の年表
全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)