憑祥市(ひょうしょう-し)は、中華人民共和国広西チワン族自治区崇左市に属する[1]県級市。ベトナムのランソン省カオロック県ドンダン市鎮と国境を接する。人口は約12万人[1]。
概要
中越国境の町であり、漢代から関所が設けられた[1]。中国の南寧からベトナムの首都ハノイまで延びる鉄道国際列車の通過点でもある。陸路で国境を渡る旅行者の姿もあり、辺境の町ながら外国人の姿も多い。
行政区画
区分 |
数 |
名称
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鎮 |
4 |
憑祥鎮 友誼鎮 上石鎮 夏石鎮
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経済
国境貿易経済を主体とする。1980年代の中越戦争時は国境貿易が中断したが、その後は急速に成長し現在では広西自治区で最大の国境貿易拠点の一つとなっている。友誼関口岸などの国境検問所がある。ベトナムからの主な輸入品はマンゴーやスイカ、ドラゴンフルーツといった果実類や木材[1]、紅木家具など。
地元出身の若者は賃金が高い珠江デルタなど大都市へ出てしまう傾向が強く、不足する労働力を補うためベトナム人を受け入れている[1]。
交通
歴史
脚注
外部リンク