志和町志和堀(しわちょうしわほり)とは、広島県東広島市の大字。全域で住居表示未実施である[1]。
概要
志和地区北部に位置しており、旧志和堀村に相当する。北側では広島市安佐北区に面している。
室町時代には天野政貞が地頭として当地に入り、金明山城を築いて安芸天野氏の拠点とした。七代目の元貞はさらに財崎城を築いている[2]。
ホタルの名所としても有名であり、毎年6月には「ホタルまつり」が開催されている[3]。
交通
鉄道
町内に鉄道は通っていない。最寄り駅はJR芸備線の志和口駅である。しかし町内と志和口駅を結ぶ公共交通機関はないため、バス路線(後述)が通っている八本松駅(JR山陽本線)も事実上の最寄り駅として機能している。
バス
芸陽バスが地区内を走る路線バスを運行している[4]。
- 志和循環線:西条駅 - 八本松駅 - 志和地区内循環 - 八本松駅 - 西条駅
道路
主要地方道
施設
学区
公立小・中学校に通学する場合、志和小学校および志和中学校に通学することになる[5]。
かつては町内に志和堀小学校があったが、2019年に閉校し、西志和小学校に統合された[6]。さらに2022年には西志和小学校と東志和小学校が統合され、新たに志和小学校となっている[7]。
世帯数・人口
2024年9月末での世帯数は528世帯、人口は1019人である[8]。
脚注
出典