建徳市(けんとく-し)は中華人民共和国浙江省杭州市に位置する県級市。
歴史
225年(黄武4年)、呉は富春県の一部地域に建徳県を新設した。隋代には金華県と統合され呉寧県と改称、婺州に属した。唐代になると建徳県が再置され睦州に属し、州治は建徳県に置かれた。北宋では睦州は厳州と改称され、南宋になると江南の重要拠点とされ建徳府に昇格している。元代には建徳路が設置されたが、明代には厳州府に戻され、清末まで沿襲されている。
1963年以降建徳県は杭州市に帰属、1992年4月1日に県級市に昇格し現在に至る。
行政区画
- 街道:新安江街道、洋渓街道、更楼街道
- 鎮:蓮花鎮、乾潭鎮、梅城鎮、楊村橋鎮、下涯鎮、大洋鎮、三都鎮、寿昌鎮、航頭鎮、大慈岩鎮、大同鎮、李家鎮
- 郷:欽堂郷
交通
鉄道
- (黄山方面)- 建徳駅 -(杭州方面)
道路